23.ラ・グランジ・トレイヤールから、再び「ヴェズレイの道」へ
20.05.2018 the 6th day: From La Grange Treillard to "the way of Vezelay" again
5月20日 6日目
宿のあるラ・グランジ・トレイヤールは、周りに数軒の家があるだけの集落です。
この宿は、朝食つきで、朝食は、母屋で食べるそうです。
母屋の食堂兼居間は、泊まっていた別棟から想像できないほど、なかなか、いい雰囲気です。
食卓も洒落ています。ますます、ここの夫婦は、一体何者だろうと疑問が募りました。
朝食のテーブル。
食事が済んで、失礼ですがと、ついに、その素性を訪ねてみました。
答えは、ご主人は音楽家、奥さんは画家だそうです。何年か前からここに移り住んでいるとのことでした。これで合点しました。
お礼に、紙を貰って折鶴を作って差し上げることにしました。ところが、なんとしたことでしょう!?織り方が分からなくなってしまいました。どうやっても、最後の所で行き詰まってしまいます。この雪辱を晴らさんと、後日折鶴を作って郵送させて下さいということにしました。さすが、芸術家。いろんな色の紙を持っています。そのうちの三枚を貰ってきました。その顛末は、いずれまた。
写真は、宿の主夫婦、フロランスさん(中央)とパトリックさん(右)。
折鶴失敗事件から、すっかり、宿の夫婦と打ち解けて、ラ・グランジ・トレイヤールを後にしました。しばらく森の中を歩きます。
昨日に続き、気持ちの良い天気です。
正面、ラ・グランジ・トレイヤールから、やって来ました。左へ行けば、昨日通ってきた、ウアーニュです。私は右へ向かいます。
麦の穂。よく見ると美しい形をしています。
キュンシー村に着きました。この村で、ヴェズレイの道に合流します。どこかに、ヴェズレイの道の標識が出てくるはずです。
クラムシーから、リクス、ウアーニュ、ラ・グランジ・トレイヤール、キュンシーと来ました。そして、ヴァルジーに向かいます。
農家の石壁。
キュンシーの教会の脇に、ヴェズレイの道の標識を見つけました。これからは、これを辿っていけばいいので、楽です。
キュンシーの教会。
左の道に向かって、ヴァルジー方向へゆきます。
木に記された、サンティアゴの道とGR654(長距離遊歩道)。
今はもう使われない洗濯場。
洗濯場を見るたびに、その美しさとフランス人(あるいは、ヨーロッパ人といったほうが酔いのかもしれません。)の考え方の違いに打たれます。
日本でいえば、井戸とタライに当たるでしょうか?
草原に立つ一本の木。ヨーロッパの田舎を旅するようになってから、木の美しさも知りました。
つづく
5月20日 6日目
宿のあるラ・グランジ・トレイヤールは、周りに数軒の家があるだけの集落です。
この宿は、朝食つきで、朝食は、母屋で食べるそうです。
母屋の食堂兼居間は、泊まっていた別棟から想像できないほど、なかなか、いい雰囲気です。
食卓も洒落ています。ますます、ここの夫婦は、一体何者だろうと疑問が募りました。
朝食のテーブル。
食事が済んで、失礼ですがと、ついに、その素性を訪ねてみました。
答えは、ご主人は音楽家、奥さんは画家だそうです。何年か前からここに移り住んでいるとのことでした。これで合点しました。
お礼に、紙を貰って折鶴を作って差し上げることにしました。ところが、なんとしたことでしょう!?織り方が分からなくなってしまいました。どうやっても、最後の所で行き詰まってしまいます。この雪辱を晴らさんと、後日折鶴を作って郵送させて下さいということにしました。さすが、芸術家。いろんな色の紙を持っています。そのうちの三枚を貰ってきました。その顛末は、いずれまた。
写真は、宿の主夫婦、フロランスさん(中央)とパトリックさん(右)。
折鶴失敗事件から、すっかり、宿の夫婦と打ち解けて、ラ・グランジ・トレイヤールを後にしました。しばらく森の中を歩きます。
昨日に続き、気持ちの良い天気です。
正面、ラ・グランジ・トレイヤールから、やって来ました。左へ行けば、昨日通ってきた、ウアーニュです。私は右へ向かいます。
麦の穂。よく見ると美しい形をしています。
キュンシー村に着きました。この村で、ヴェズレイの道に合流します。どこかに、ヴェズレイの道の標識が出てくるはずです。
クラムシーから、リクス、ウアーニュ、ラ・グランジ・トレイヤール、キュンシーと来ました。そして、ヴァルジーに向かいます。
農家の石壁。
キュンシーの教会の脇に、ヴェズレイの道の標識を見つけました。これからは、これを辿っていけばいいので、楽です。
キュンシーの教会。
左の道に向かって、ヴァルジー方向へゆきます。
木に記された、サンティアゴの道とGR654(長距離遊歩道)。
今はもう使われない洗濯場。
洗濯場を見るたびに、その美しさとフランス人(あるいは、ヨーロッパ人といったほうが酔いのかもしれません。)の考え方の違いに打たれます。
日本でいえば、井戸とタライに当たるでしょうか?
草原に立つ一本の木。ヨーロッパの田舎を旅するようになってから、木の美しさも知りました。
つづく
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コメント
Re: お洒落ですね
コメント、ありがとうございます。
暮らし方、風景、等々、わたしにとっては、すべてが美しく、
羨ましく思われます。新橋のあるカラオケバーのマダムは、
フランス崇拝の余り、フランスとは言わず、おフランス様と
言います。その気持ちがよくわかります。
2018-08-24 08:04 huck URL 編集
お洒落ですね
暮らし方がお洒落で、素敵な感性に触れることができ幸せですね。
その国の人々の生活がみえる旅は最高ですね。
一歩一歩、歩く旅に見える風景は癒されますね。
一緒に旅をしているような気持になり、次は何処に行くのか楽しみです。
2018-08-23 19:56 Mitsuko URL 編集