ヨーロッパ自転車のんびり旅 〜川の流れに時を忘れて 定年退職。毎年、季節は春から夏。ヨーロッパを自転車で流浪(さすらい)の旅。豊かな自然、美しい町や村、そして優しい人々。宿は天幕、星空の下。気分はハックルベリー・フィン。
(2011年9月15日改訂しました。)
2004年60歳で定年退職して始めた、私の「ツール・ド・ヨーロッパ」も、今年2011年で、6回目を迎えることができました。皆様の応援と自分の健康に感謝しています。
ことしは、5月20日に成田を出発して、フランスを主に走り、8月1日に成田に戻ってきました。成田出発から帰着まで、合計74日間、走行距離2,873キロの、のんびり旅です。
ヨーロッパに長距離自転車道路構想があって、そのルートを、「ユーロヴェロ」といいます。今年は、これにこだわってみました。ユーロヴェロ構想には、1号線から、12号線まであります。
インターネットで調べると、そのうち、6号線「ユーロヴェロ6」が、かなり出来上がっているようです。下のヨーロッパ地図が、「ユーロヴェロ6」の全行程です。フランスの大西洋岸サン・ブレヴァンという町から、ルーマニアの黒海沿岸の町、コンスタンツァまで、約4000キロメートルの自転車ルートです。

ユーロヴェロ6の全行程。地図にもある通り、フランス・スイス・ドイツ・オーストリア・スロヴァキア・ハンガリー・クロアチア・セルビア・ルーマニアの国々を通りぬけて、大西洋から黒海までゆきます。(ユーロヴェロ6の公式サイトより転用)
このコースの中間に当たる、スイスのバーゼルから、ハンガリーのブダペストまでは、私は、2005年と2008年の2回、また、チューリッヒからウイーンまでは、2010年に、実際に走ったことがあります。その時は、まだ、ユーロ・ヴェロという長距離自転車道路構想をよく知りませんでした。あくまでも、ライン河サイクリング・ロード、ドナウ河サイクリング・ロードとして走っていました。

2008年7月、ハンガリーのブダペスト到着。背景は、ハンガリー国会議事堂とドナウ河。
ヨーロッパの長距離自転車道路というのは、よく出来ていて、標識だけ見て、地図が必要ないくらいです。大西洋から黒海まで、地図を見ないで、自転車で走って行ける、なんてことが想像できますか?このユーロヴェロ6構想が、どれほど実現しているのか、興味がありました。この構想が実現していれば、フランスを自転車で簡単に横断することができます。夢のような話です。
大西洋から黒海まで、全部を走ってみたい気もしますが、構想が未だ実現していなければ、のんびり旅も、かなり苦しい旅になりそうです。そこで、まだ走ったことのない、ブダペストから東へ黒海まで行くか?バーゼルから西へ大西洋まで行くか?まずは、フランスの「ユーロヴェロ6」のルートを辿って、走ってみることにしました。
2011年5月20日、スイスのチューリッヒ(上の地図の、赤い▲のところ)まで、飛行機で飛びました。

チューリッヒ空港の横を走る、グラット川サイクリング・ロード。
チューリッヒから、大西洋岸のサン・ブレヴァン・レ・パンまで走りました。チューリッヒから、サン・ブレヴァンまで、1570キロ。2011年6月26日に到着しました。

サン・ブレヴァン・レ・パンにあるユーロヴェロのスタート地点。次のように書いてあります。
ユーロヴェロ6
大西洋ー黒海
サン・ブレヴァン・レ・パン/コンスタンツァ(黒海)
0 − 3800km
そのあと、大西洋岸を南下して、別のユーロヴェロ、「ユーロヴェロ1」を走り、レ・サーブル・ドロンヌ Les Sables-d'Olonne という町まで行きました。ここまで、合計1800キロ。7月1日到着。
レ・サーブル・ドロンヌの海岸。海は、大西洋です。そこから、ほぼ同じルートを、また、自転車で、オルレアン(上の地図の Orleans)まで引き返しました。オルレアンまで、合計、2500キロ。7月16日到着。

オルレアンのある、ジャンヌ・ダルクの銅像。
それから、パリに出ました。7月24日パリ到着。

2011年7月、パリ到着。セーヌ河を隔てて、エッフェル塔の見える、シャイヨー宮博物館のレストランにて。
自転車の距離計は、2873キロメートルになりました。一日約40キロ走行ののんびり旅です。宿泊したキャンプ場は、58カ所、ホテルは、4カ所になりました。
パリからは、飛行機で、チューリッヒ経由成田に戻ってきました。
その結果:
(1)大西洋岸のサン・ブレヴァンから、ミュールーズまでのユーロヴェロ6を、今回、走って見た結果、ほとんど、出来上がっていることが、確認できました。

ユーロヴェロ6の、大西洋から、スイスのバーゼルまでの公式地図(6分冊になっています)。
(2)また、ミュールーズから、ハンガリーのブダペストまでのユーロヴェロ6は、先に2回走ったことがあります。この道も、問題ありません。
(3)ブダペストから黒海までのユーロヴェロ6も、既に、公式地図が発行されているので、まだ、実際に走ってはいませんが、サイクリング・コースとしては、あるものと考えます。

ユーロヴェロ6の、ハンガリーのブダペストから、黒海までの公式地図(8分冊になっています)。
これによって、大西洋から、黒海まで、全行程を、サイクリング・コース「ユーロヴェロ6」で走ることができるという、夢のような話が現実になったようです。

スイスのユーロヴェロ6の標識
これから、そのユーロヴェロ6のうち、チューリッヒ→ミュールーズ→フランス大西洋岸のサン・ブレヴァンまで、のんびり旅の詳細をお伝えしてゆきます。
「フランス横断の旅」の詳細は、」(←ここをクリック)こちらをご覧ください。
cycloo
> こんにちは!私は19歳の女子大学生です。
>
> オランダのユースホステルをインターネットで探していて、こちらのブログを見つけました。
> 写真もたくさん載せてあり、地図もわかりやすく、文章も詳しいので楽しく読ませていただきました。
> 読み終えての感想は「かっこいい!」です^^
> 楽しそうに自転車で旅する姿がうらやましいです。
> 自転車もかっこいいですね。とても似合っています。
> 憧れます。
> またブログ読ませていただきます。
> どうぞお元気で!^^
>
> 勝手にコメントしてしまい、すみません。
素敵なコメントありがとうございます。
旅をして、土地と人に触れるには、自転車旅行が最高の手段だと思いす。
歩くのが、一番かもしれませんが、荷物の負担が大変ということに
なります。
オランダに行かれるのでしたら、サイクリング・ロードにも注意して
見てきてください。おそらく、世界で一番進んでいる自転車文化を
持った国なので、新しい発見があるでしょう。
今回も女性のサイクリスト数名に出会いましたが、どういう訳か、
女性サイクリストは
男性に比べると、一人旅が圧倒的に多いようです。
08
16
10:32
rina
こんにちは!
オランダに行ったら、サイクリング・ロードにも注目します!
オランダが進んだ自転車文化を持っていることを知りませんでした。
教えてくださってありがとうございます^^
返信くださってありがとうございます。
ヌヴェールの旅、頑張ってください!
09
09
22:00
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08
14
22:47