パリ点描:パンテオン

Pantheon, Paris 2017
DSC0896917.jpg
ヴァレット街rue Valette から眺めたパンテオン。
パリで泊まっているホステルの近くに、パンテオンがあります。昔、1980年代初めに、一度訪れたことがあります。大きな建物だったという記憶しかありません。近くなので、訪問してみました。

DSC0894317.jpg
パンテオン内部中央で、ゆっくり揺れる振り子を見る人々。
Wikipediaによれば、「パンテオン (仏 Panthéon:Panthéon de Paris) はフランスのパリの5区、聖ジュヌヴィエーヴの丘に位置し、幅110メートル、奥行き84メートルのギリシア十字の平面に、大ドームとコリント式の円柱を持つ新古典主義建築・・・。18世紀後半に、サント=ジュヌヴィエーヴ教会として建設され、後にフランスの偉人たちを祀る霊廟となった」とのことです。

DSC0893917.jpg
同上。

DSC0893517.jpg
おそらく、この写真は、パリの守護聖人、聖女ジュヌヴィエーヴの生涯を描いた連作。シャヴァンヌ作のもの。
聖女ジュヌヴィエーヴは、ナンテールの若い修道女。451年、フン族の王、アッチラ大王が、70万の兵を率いて、ライン川を渡り進入してきた時、パリの人々は恐れおののいて、逃げ出し始めました。その際、聖女ジュヌヴィエーヴは、天の加護によって、パリは救われると説いて、人びとを鎮めました。512年没。(この部分、ミシュランのガイド「パリ」を参照しました。)

DSC0894017.jpg
これも、その一部か?

DSC0894117.jpg
奥の台座に、「国民公会に」と書いてあります。
周りの人たちから判断して、フランス革命の際、1792年~95年に開かれた国民公会の記念でしょう。

DSC0893617.jpg
国民公会の右側の細部。

DSC0894217.jpg
主な人たちを挙げれば、次のような人たちが、ここに埋葬されているそうです。
マリ・キュリー
ピエール・キュリー
アレクサンドル・デュマ・ペール(「岩窟王」「三銃士」の作者)
ヴィクトル・ユーゴー
ジャン・ジョレス(社会主義者)
アンドレ・マルロー
ジャン・モネ(実業家・政治家。欧州統合の父のひとり)
ジャン・ムーラン(第二次大戦中、レジスタンス運動の指導者)
ジャン=ジャック・ルソー
ヴォルテール
エミール・ゾラ
アンリ・ベルクソン

DSC0894717.jpg
「ジャンヌ・ダルクの物語」より、神の啓示を受ける、ジャンヌ・ダルク。
ジャンヌ・ダルクに神の啓示を与えたのが、大天使ミカエル(モン・サン・ミシェルのサン・ミシェル)ということになっています。ジャンヌの後ろに描かれているのは、ミカエル(ミシェル)でしょう。

DSC0894617.jpg
「ジャンヌ・ダルクの物語」より、ルーアンで火あぶりの刑となるジャンヌ・ダルク。

DSC0894917.jpg
地下納骨所(クリプト)があって、そこに上述したフランスの偉人たちの墓碑があったようです。入り口が分からなかったのか、閉まっていたのか、訪れずに出てきてしまいました。
今、これを描きながら、その入り口を示したガイドブックを見て、残念至極に思っています。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

1700年代

小紋さん、
ありがとうございます。
ギリシアには、紀元前5世紀のパンテオンならぬパルテノンがあります。
今から2000年以上も前のことです。
少なくとも、二回は飛行機に乗りたくなりますね。

1700年代

クレーンもない時代に こんな壮大な建物をしっかりつくる技術 
気合に 声もありません。美麗ですね!  
今すぐ飛行機に乗りたくなる美しさですが・・・無理。