GR34 エメラルド海岸の道、最後の日

The last day on GR34 Cote d'Emeraude
Wednesday 28.06.2017, the 40th day (1)
2017年6月28日 水曜日 40日目(1)

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シャンブル・ドット Chapijemi の朝食。
さて、いよいよ、今日が、GR34 エメラルド海岸の道を歩く最終日です。サン・マロまで、13キロ程です。

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シャンブル・ドットの食堂の飾り。
前にも述べましたが、私の旅は、先を急ぎません。
今日、旅の最終地点、サン・マロに間違いなく着くでしょう。パリからの、500キロ強の道を、歩き続けたという達成感よりも、むしろ、今日、その旅が終わってしまうという、悲しみ・寂しさの感慨のほうが、強く残ります。

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シャンブル・ドットのマダムと。
夕べ泊まったのは、私一人だけです。

これも、何度も紹介していると思いますが、モンテーニュが、その「旅日記」に、同じ感慨を述べています。何人かの連れと一緒に、ローマに旅するときの話です。(「モンテーニュ旅日記」関根秀雄、斎藤広信訳、白水社より)
「自分としては、行く先は、今いる、ここ以外のどこでもないのだ。もともと知らない土地を歩きまわるよりほかに、何の計画もないのだから。道を間違えるとか、はずれるとかいうことは、あるはずがない。・・・

DSC0115417.jpg昨日の雨で、ますます鮮やかな色になったか、シャンブル・ドット前の紫陽花。

・・・皆は、しきりとローマをめざしているが、わたしは他の土地以上にローマを見たいとは望んでいないよ。・・・旅をするのが面白くてたまらないのだから、旅装を解かねばならぬ場所に近づくのがいやなのだ。」

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とは言え、シェンゲン協定があり、飛行機の予約があります。だから、旅の終わりは、寂しく悲しくなるのです。
シャンブル・ドットのマダムに見送られて、出発です。玄関を出れば、すぐにGR34です。

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そのまま、真っ直ぐに歩けば、すぐに湾に突き当たります。
そこから、道を間違えてしまい、右折すべきところを、左折してしまいました。

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泥の中を歩いたり・・・

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土手をよじ登ったり・・・

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森の中の小道を歩いたりして・・・

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なんとか、GR34 の標識を、また見つけました。

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それからは、しばらく、穏やかな景色の道が続きます。

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Photo of Rochers sculptes de Rotheneuf from wikipedia.
ラ・ギモレから、3km程先に、ロテヌフという村があります。そこに、「彫刻の岩」という海辺の岩に彫られた彫刻群があるのですが、残念ながら見落として、通り過ぎてしまいました。
1894年から1907年にかけて、ある司祭がひとりで彫ったものだそうです。

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気持の和む松林の道。
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コメント

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サン・ギレーム

snooさん、
コメント、ありがとうございます。
サン・ギレームを楽しまれたようで、よかったです。
モンペリエは、2015年のアルルの道で立ち寄りました。
大学があるせいか、若い人が多く、
コメディー広場や、ジットのあったサン・ロッシュ教会界隈の
活気が印象に残っています。

No title

500キロの旅もいよいよ最終日ですね。
huckさんの旅行記が終わりに近づき、こちらも寂しくなります。
毎日静かな景色の中をひとりで楽しむのは、体力的にも精神的にも恵まれて幸せなことと思います。

私はモンペリエでのんびり1週間過ごし今からパリに向かいます。
サン・ギレーム・デセールは予想通りの素敵な村でした。

サンマロ到着も楽しみですね。