フランスの牡蠣と東北三陸の牡蠣のきずな

Connection of oysters of France and oysters of Japan
Monday 26.06.2017, the 38th day (4)
2017年6月26日 38日目(4)

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カンカルのレストランで食べた牡蠣。
弊ブログ・リンク欄にある「さく楽日記」の小紋さんから、カンカルの牡蠣について、コメントを貰いました。
カンカルの牡蠣が全滅したときに、東北の牡蠣が、それを救ったことがあり、その縁で、東日本大震災の際、お返しに、カンカルから助けがあったという旨、教えて頂きました。
インターネットで、調べてみると、次のようなことが分りました。

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カンカルの St-Meen 教会 Eglise St-Meen de Cancale 前にある、カンカルの牡蠣採りの女性の銅像。
(All French articles are from the site of Ouest France)
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1970年代、フランスにおいて、牡蠣に病気が蔓延し、壊滅的な被害が発生しました。その際、日本からマガキが提供され、そのうち、宮城種は、病気をものともせずに成長し、フランスの牡蠣産業の危機を救ったことがあります。
現在、フランスの市場に流通しているカキの90%が、この宮城種の子孫です。(宮城種が入ってくるまでは、ヨーロッパヒラガキ(主にブロンと呼ばれる)が中心でした。

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カンカル博物館 Musee des arts et traditions populaires にあるカンカルの牡蠣採りの若い女の絵。
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2011年の東日本大震災においては、東北三陸の牡蠣産業が壊滅的打撃を受けました。
フランスの牡蠣産業の関係者はみな、上述の事実を知っており、
「1970年に日本が助けてくれなかったら、いまのフランスのカキ業界はない。だからできることはなんでもする。」
と言ってくれたそうです。
All those involved in French oysters industry know this fact. "If Japan hadn't helped us in 1970, there would be no French oysters industry today. We will do anything we can." They say.

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同上。
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そして、「フランスお返しプロジェクト」 "France Okaeshi Project "というのを立ち上げ、金銭的支援と物質的支援(牡蠣養殖に必要なロープ等の資材の提供)をしてくれたそうです。
ここでいう、フランスの牡蠣産業というのは、カンカルのあるブルターニュ地方 Bretagne と、ジロンド河口のポワトー・シャラント地方 Poitou-Charantes の牡蠣業者のことです。

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カンカルの牡蠣の養殖棚。(Photo from wikipedia)

尚、詳しくは、「東日本カキ産地救援復興対策会議」の感動的報告書があります。
ここをクリックしてご覧ください⇒東日本カキ産地救援復興対策会議
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