モン・サン・ミシェルの道 アヴランシュの植物園のピクニックとシエスタ

Siesta after pique-nique in Le Jardin des Plantes of Avranches
Tuesday 20.06.2017, the 32nd day (2)
6月20日 火曜日 32日目(2)

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アヴランシュの街を見物した後、スーパーで食料を仕入れました。そして、植物園へと向かいました。
写真は、植物園から見た、ノートルダム・デ・シャン教会。

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植物園で、早速、モン・サン・ミシェルのよく見える芝生のある場所を探しました。ここで、草上の昼食です。
フランスでは、このような食事や食べ物そのもののことを、ピクニックと言うようです。
今回、シャンブル・ドットに泊まった時に、昼食用にサンドイッチを作ってほしい時など、
「ピクニックを作って貰えますか?」
と聞いてみることを覚えました。

植物園は、キャンプ場より一段高い所にあります。ここから、眺めると、モン・サン・ミシェル湾の様子や、モン・サン・ミシェルが砂浜の中にあることなど、よく分かります。
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モーパッサンの短編に、オルラ ”Le Horla” of Maupassant というのがあります。人が狂気を増してゆく、一種の恐怖ストーリーです。その中で、主人公が、この植物園から、モン・サン・ミシェルを眺める場面があります。
モーパッサンは、このノルマンディーの出身です。今回の旅の出発前に、この短編集を読んでゆきました。

「おれのように、日の暮方、アヴランシュに着いた者は、あの壮観なながめにうたれずにはいられないだろう!町は小高い丘の上にある。そして、おれは町のはずれの公園に案内されたが、思わず知らず、驚嘆の叫びを発した。眼前には、びょうびょうたる湾が果てしなくひろがり、それを、遠く暮靄(ぼあい)に煙っている二つの相へだたった岸壁が扼(やく)している(この部分、意味不明-huck)。そして、この黄色い無限の湾のまっただなかに、金と光にみちた空の下、砂地にとりかこまれて、一つの陰鬱(いんうつ)な。とがった異様な山が突き出しているのだ。太陽はいましも没したところだった。すると、夕映えの余光でまだ燃えている水平線に、奇怪な建造物をいただいているこの怪異な山の輪郭が、くっきりと浮び出たのだった。」
(新潮文庫「モーパッサン短編集(三)」青柳瑞穂訳)
写真、やや中央左にモン・サン・ミシェル。右端に見える島は、トンブレーヌ Tombeleine です。

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私が、訪れたのが、日没時でなかったのは、残念です。
モン・サン・ミシェルは、アヴランシュの西にあります。確かに、沈む夕日を背にした、モン・サン・ミシェルのシルエットも、素晴らしいでものだろうと想像がつきます。
モン・サン・ミシェルを見ながら、スーパーで買ったピクニックの昼食を終えて、お腹が満足しました。そして、当然、眠くなりました、今日は、あと何もすることがないので、そのまま眠ってしまいました。

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シエスタのあと、植物園の展望台に寄ってみました。来るとき、ここを通りましたが、学童の団体に占領されていたので、寄らなかったところです。

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ここから望む、モン・サン・ミシェルと・・・

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モン・サン・ミシェルの少し北にある、トンブレーヌの島も見えます。

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展望台から少し離れた所に、アーチがありました。
見覚えのあるアーチです。今回使っているガイドブックTopoGuides GR22に載っていた写真で見覚えがありました。

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ガイドブックに載っている、この写真は、1854年のリトグラフだそうです。

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大体、こんな角度でしょうか?

DSC0072417.jpg植物園のアジサイ。
こうして、念願の「アヴランシュから眺めるモン・サン・ミシェル」が叶いました。
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