モン・サン・ミシェルへの道 テントについて 

2017年3月31日

前回、装備について、昨年と大きな変わりはないと述べました。実は、大きな違いがあるのです。

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At camping of riverside of the Rhone, France in 2013.
2013年の「ヨーロッパ自転車のんびり旅」。フランス、ローヌ河畔のキャンプ場にて。テントは、MSR ハバハバ 二人用テント。

モン・サン・ミシェルへの道は、サンティアゴの道と違って、沿道に、安い値段の巡礼宿(フランスの場合、ジット・デタップ。スペインの場合、アルベルゲ。)が、十分には無いようです。また、インターネットで、そういう宿の案内を調べると、予約が必要というところも多いようです。(逆に、スペインのアルベルゲの場合は、予約を受け付けないところが多い。)
私は、できるだけ、身を自由にしておきたいので、宿の予約を好みません。
一方、パリから、150キロ程先からの宿を調べると、キャンプ場が、結構あります。そこで、思い切って、今年は、テントを持って行って、キャンプ場を利用できないかと考えました。

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At camping of the riverside of the Danube, Hungary in 2012.
2012年、ハンガリー、ドナウ河畔のキャンプ場にて。

キャンプのメリットは、次の点にあります。
1.予約なしでも、泊まれること。
「ヨーロッパ自転車のんびり旅」をしていた時には、ほとんどを、キャンプ場で過ごしました。10年間旅して、満員だと断られたのは、一回だけです。
2.安上がりなこと。(スペインの公共巡礼宿は、ほとんど、6ユーロです。これほど安くはありませんが、フランスのキャンプ場は、大体、15ユーロ程度で泊まることができます
3.なんと言っても、自然に浸って、のんびりできること。

但し、キャンプするには、最低、テントとマットを持参しなければなりません。つまり、それだけ、重量の増大というデメリットが出てきます。私の持っているテント(「ヨーロッパ自転車のんびり旅」で使ったテント)、MSR Hubba Hubba(二人用) の重量は、1.7キロです。マットTherm-a-rest は、0.5キロです。合わせて、2.2キロとなります。それ以外の荷物の重量が、シューズと杖を除いて、7~8キロですから、全体で、9~10キロとなります。
背負って大丈夫か、昨日天気が良かったので、試しに、8キロの距離を歩いてみました。やや重量をかんじるものの、なんとか行けそうです。

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At camping of the riverside of the Garonne, France in 2013.
二人用テント MSRハバハバ。重量1.7キロ。¥49,850(amazon より)。「ヨーロッパ自転車のんびり旅」で使っていたもの。
フランス、ガロンヌ川沿いのキャンプ場にて。2013年撮影。

本格的テントではありませんが、ツェルトという、緊急避難用簡易テントがあります。(ツェルトとは、ドイツ語でテントのことです。日本では緊急避難用テントのことを、どういう訳か、ツェルトというようです。英語では、シェルターと言います。)
重量は、0.5キロしかありません。2014年と2015年のサンティアゴ巡礼の道を歩いた時には、特にテントは必要なかったのですが、念のために、このツェルトと、マット0.5キロ、合計1キロを持ってゆきました。
2015年、アルルの道の途上、ミディ運河のキャンプ場で、これを使った時、一晩大雨に降られました。そして、ツェルトの中、半分が水浸しになったことは、先のブログで紹介しました。それ以来、その恐怖が忘れられず、使用していません。このあとすぐに、使わないものを持っているのに耐えられなくなり、勿体ないと思いながらも、ツェルト・マット共、途中、捨ててしまいました。

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At camping near the canal of Midi, France in 2015.
緊急避難用テント、ツェルト、Finetrack Zelt II 490g(ペグも含む)。この商品は、現在、amazonから消えています。
フランス、ミディ運河のキャンプ場にて。2015年撮影。

他に、更に軽いものはないかと、amazon で調べました。
現在持っているMSRハバハバ(二人用)の一人用ハバがありました。しかし、二人用の重量が1.7キロに対して、一人用が1.5キロです。200gの違いです。これでは、大差がありません。

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一人用テント MSRハバ。1.5㎏。¥38,411。(amazon より)

また、棺桶のような、ひとりがやっと身を横たえられるテントもありました。しかし、これでも、重量が、1.2キロです。MSR二人用テントより、0.5キロしか軽くありません。これを使う非快適さよりも、0.5キロ余分な重量を運ぶほうが耐えられそうです。

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一人用テント Doppelganger。1.2㎏。¥8,040.(amazonより)

こうして、いろいろ検討した結果、現在持っているテントMSR ハバハバとマットTherm-a-restを持ってゆくことにしました。

キャンプするとなると、熱いコーヒーの一杯も沸かして飲みたくなります。しかし、これだけでさえ、重量に耐えられるか心配なのに、「ヨーロッパのんびり自転車旅」で使った次のようなものを持ってゆくのは諦めざるを得ません。
・ガス・バーナー
・キャンピングガス
・折り畳みテーブル
・折り畳みイス
・風防スクリーン
・インスタント・コーヒー
・コーヒー・カップ

モン・サン・ミシェルの道も、実際に歩いてみて、ジットその他の宿泊事情が良く、キャンプ場を利用する必要がなかった、つまり、テントを持参する必要がなかったということになるかもしれません。ただ、もうひとつ興味があるのは、果たして、自分が、2キロ強の余分な重量に耐えて、歩けるかどうかです。これをクリアできれば、今後の「のんびり歩くヨーロッパ」の計画が組みやすくなるからです。3年前には、二の足を踏んだテント持参を検討して、まだまだ行けると、楽観している次第です。

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At camping of the riverside of the Elbe, Germany in 2012.
2012年、ドイツ、エルベ河畔のキャンプ場にて。テントは、MSRハバハバ。
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コメント

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旅景色

ちしゃねこさん、こんにちは。
コメント、ありがとうございます。
自転車や徒歩で訪れるところで、有名観光地ではないところに、
静かで、美しい景色がたくさんあります。ヨーロッパの奥深さを感じます。
特にキャンプ場やユースホステルが、その土地の一級の素晴らしい場所にあることが
多いです。

No title

こんにちは。
お写真がどれも美しくて見とれてしまいました。
お写真も素敵ですが、ご自分の足でその地に行かれて見た景色は、きっと特別なのでしょうね!
これからもお気をつけて旅を続けてくださいね。

キャンプ

ヨッシーバイクさん、
お久しぶりです。コメント、ありがとうございます。
キャンプについては、まったくその通りなのですが、どうやら、私には、
自転車よりも歩く方が性にあっているようです。それに、時間もたっぷりありますし。
幸い、モン・サン・ミシェル沿道のキャンプ場は、町の中あるいは近くにあるのが多いので、
起きているときは、カフェででも過ごし、テントは寝るだけと
割り切ることにしました。
ヨッシーバイクさんのヨーロッパ・ツーリングはまだ再開しませんか?

No title

フランスでは宿探しで何度も痛い目にあっています。良い宿が無いのでテントは必須ですよね?
でも、テーブルとイス、コンロとコップが無いとキャンプが寂しいのでは?
自転車がお勧めなんだけどな・・・。