ヴィエンヌと片足のサイクリストとの出会い

7月2日(火) 25日目(2)

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ジヴォ―ル Givors から、県道D386を走っていると、ロワール・スル・ローヌ という川の名前がふたつ並んだ村が出てきます。そして、このあたりから、ヴィアロナも出てきます。

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出てくる、と言っても、D386を走っていただけでは、標識が出てこないので、分かりません。そのロワール・・・の村に入ったら、なんとか無理やり、ロワール川の岸目指して、D386から左側に、家並みの間を割り込み、線路を渡って下さい。すると、ヴィアロナが出てきます。このあたり、フランスの標識は、スイスに比べると、分かりづらいです。

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対岸のヴィエンヌの町。

ヴィアロナに入って間もなく、対岸にヴィエンヌの町が見えてきます。ローマ時代からの古い町です。
ここは、私にとって、非常に懐かしい町です。

私が、初めてフランスの土を踏んだのは1980年でした。その時、仕事で、三か月ほと、フランスを、車で回りました。あるとき、ヴィエンヌの宿に一泊しました。その時は、まだ、ヴィエンヌの名前など知りません。ホテルのロビーの暖炉にたき火が燃えていました。晩秋の寒い夜でした。
その宿の女主人(?)が、
「ここは、もと、帽子工場の社長の屋敷でした。今では、帽子なんか、かぶる人はいなくなったので、つぶれてしまいました。」
とか
「ここから、ローヌ川まで、歩いてすぐに行けたのだけれど、大きな道ができて、川にでられなくなりました。」
とか、燃える炎を見ながら、昔話を語って聞かせたのが、フランス映画のひとこまのようで、今でも覚えています。

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ヴィエンヌの街の広場にピラミッド(小さなオベリスクのようなもの)があって、そこに、その名前を取ったピラミッドというレストランがありました。ミシュランの二つ星だったと思います。これは、そこのワインです。私の好きなコト・デュ・ローヌの中の、コト・ロチというワインです。下に、マダム・ポワンと、レストランのオーナーの名前が入っています。
30年以上も前の話です。記憶も随分曖昧になりました。今はどうなったでしょうか?

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ジュール・ヴェルヌという名前の船。船の名前を見ていると、面白いものに出会うことがあります。

残念ながら、ヴィアロナは、ローヌ右岸を走っています。ヴィエンヌは左岸にあります。ここに来る前は、橋があるので、渡って行ってみようと思っていましたが、交通が激しので、やめました。
すくなくとも、あのホテルは、どこだったろうかと、自転車で走りながら、対岸を探しましたが、分かりませんでした。

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時々、道がわからなくなり、ウロウロ、キョロキョロしたことがありました。そんな時、二回同じサイクリストと一緒になりました。初め、気が付きませんでしたが、片足がありません。どうして、自転車に乗れるのかと、びっくりしました。
後に「オオカミに注意」という標識を付けています。

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非常に、明るくて、性格のいい男性です。性格のいいところは、私とそっくりで、すっかり仲良くなりました。フランス人で、スイスのジュネーブで働いているそうです。
自転車のペダルには、グリップ式のものがありますから、それを引っ掛ければ、片足だけでも大丈夫です。しかし、それにしても、片足に倍の力がかかるでしょうね。

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しばらく、一緒に走りました。私は疲れたので、走っているうちに出てきたキャンプ場に泊まることにしました。彼は、
「私は、もう少し先へゆきます。」
と言って、走り去って行きました。

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さわやかな、後味を残して去っていく男性。
別れ際に、少し立ち話をしたり、メールのアドレス交換などしました。
面白いことに、ちょうどうまい具合にとでも言いましょうか(?)キャンプ場の入り口の前で、私の自転車のタイヤがパンクして、ぺしゃんこになっていました。

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キャンプ場のバーに「コロンバ」というブランドのビールがありました。よく見ると、コルシカのビールです。

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珍しいので、早速、飲んでみました。
キャンプ場の主人に、
「コルシカ出身ですか?」
と尋ねました。
「いや、そうではないけれど、ここが、そうだ」
と、胸に手をやりました。
「カルメン」の作者メリメに、「コロンバ」という小説があります。コルシカを舞台にした、美しいコルシカ娘の復讐譚です。このビールの名前が、そこから来ているのか、確かめるのを忘れてしまいました。女性の顔のラベルなので、その可能性が強いと推測します。

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さて、再び、キャンプ生活に戻りました。あの、リヨンのユースホステルの息苦しさとは、なんという違いでしょうか!
すぐ横を、ローヌ川が流れています。

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このキャンプ場には、サイクリストが、他に、二組いました。デンマーク女性の一人旅と、オランダ男性の二人旅です。デンマーク女性には翌日のキャンプ場でも会いました。

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キャンプ場の横のローヌ川を行く、大型観光船。

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リヨンから南のヴィアロナ。
リヨンの次の赤い△が、Condrieu。

今日のキャンプ場:Camping l'Ile des Pecheurs***, Condrieu
今日の走行距離:54km
累計走行距離:1,033km
ここで、1,000キロを超えました。しかし、まだ、半分以上あります。
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快適なヴィアロナ

7月3日(水) 26日目

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「飲み水」と書いた、キャンプ場の水道。

リヨンに着いた、6月29日は雨でした。途中の道が、非舗装路で、ぬかるみだったので、自転車やバッグが泥だらけになりました。このキャンプ場に、ちょうどいい具合に、水道がありました。キャンプ場の主(あるじ)にことわって、ホースの水を使わせてもらいました。コーヒーカップ洗い用のタワシを使って、泥を洗い落としました。
私のコーヒーカップで、コーヒーを勧められても、飲まないようにしてください。

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ヴィアロナの標識。
今日のコースは、殆どが、完成済みのヴィアロナです。
ヴィエンヌから13km来ました。ヴァランスまで、77kmあります。ヴァランスまで行くのは、無理なので、きょうは、どこか、その途中までとなりそうです。

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コンドリューのキャンプ場を出ると、道はすぐに、ローヌ川沿いとなります。
自転車専用道路なので、子どもも安心です。これは、長距離サイクリストではなく、近所の子供です。念のため。

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ローヌ川。

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白鳥も、のんびりしています。

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対岸に見える古城。

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右岸に覗く、コト・デュ・ローヌ。

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ゆったりしたヴィアロナ。
高速道路もそうですが、フランスの道は、ゆったりしています。

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近くに新しい橋ができたために、つり橋の柱だけが残っている橋。
左側の柱になにか、石版があります。

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「ここで
1944年8月23日
エドモン・ショル 23歳
ナチに逮捕され、
1944年8月25日 リヨンで射殺され
その死体は、ここローヌ川に遺棄された
通行人は君を忘れない」
私の生まれた3か月後の出来事です。

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その橋の近くに、小さな船着き場があって、ボートが止まっていました。
近寄ると、「ブレ―ブ・ハート(肝っ玉)」と垂れ幕を下げてありました。
「ブレ―ブ・ハートですか?」とご主人に声をかけると、
「こいつだ」とでも言うように、隣の奥さんのほうを指さしました。これは、万国共通ですね。
イギリス人だそうです。

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完成したヴィアロナは、実に走りやすく快適です。

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途中の町の肉屋さん。スーパーがなければ、こういう店で、惣菜とかは揃います。あとは、パン屋さんでパンを買えば、食事には困りません。

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サブロンの町。
ここから、ヴィアロナは、ローヌ左岸を走ります。

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ローヌ川を行く貨物船。
人は、この船で生活しているので、車も積んでいます。

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サン・ヴァリエというところで、ヴィアロナの脇に、キャンプ場がありました。きょうの宿とします。

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ここは、自転車とテントだけでも、一区画を割り当てられます。

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隣の区画を覗くと、見覚えのある顔がいました。昨日のキャンプ場でも、隣にいたデンマーク人女性です。昨日は、女性の一人旅と紹介しましたが、正確には、犬を一匹連れていました。

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オランダ人夫婦のキャンパー。キャンピング・カーに自転車を積んでの旅です。
ブロンプトンというイギリス・ブランドの折り畳み自転車だったので、「いい自転車ですね」と話しかけているところ。

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キャンプ場で、ペタンクをする人たち。

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国道7号線、ナショナル・セット、あるいは、RN7の標識。
「歩いて5分のところにスーパーがあるよ」
とキャンプ場の管理人に教えて貰いました。国道7号線沿いのところです。

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国道7号線。
パリから地中海へゆく高速「太陽のオートルート」ができる前までは、この国道7号線(ナショナル・セット)が、パリから地中海へゆく道でした。ナショナル・セットと言えば、有名な道路です。日本でいえば、東名が出来る前の、国道1号線に当たるでしょうか。

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今日のワイン。コト・デュ・ローヌ・ヴィラージュ。これで、4ユーロ(約520円)。おいしい味でした。日本で飲むワインは高すぎます。

今日のキャンプ場: Camping Municipal***(町営キャンプ場)、St.Vallier
今日の走行距離: 41km
累計走行距離: 1074km

ヴァランスをクリア

7月4日(木) 27日目

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Lyon, Condrieu, St.Valierと泊まって来ました。サン・ヴァリエからのヴィアロナは未完成です。

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サン・ヴァリエのキャンプ場を出発します。

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サン・ヴァリエで、ローヌ川左岸から右岸に渡ります。そして、しばらく県道D86に沿って走ってゆきました。

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県道D86の左側の道から大勢のサイクリストがやってきました。D86をおりて、そのグループに道を尋ねました。
「この道で、先へ進めますか?」
「トゥルノンまで行けます」
D86はやめて、この道に変えました。

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しばらく大きな果樹園が続きます。

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アプリコット(?)

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サクランボ

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そうこうしているうちに、トゥルノンに着きました。そこから、橋を渡って、対岸(左岸)のタン・レルミタージュへ出ます。
昔は車も通ったのかもしれませんが、現在は、人と自転車しか通れないつり橋。

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ローヌ左岸に渡りました。インターネットのヴィアロナ公式地図では、ここからサイクリング・ロードが完成していることになっているからです。
タンの街中で、すぐにはヴィアロナがみつかりません。国道7号線を怖い思いをして少し走りました。しかし、まもなく、河岸に出る道が見つかりました。

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ヴィアロナへの標識が出てきました。これを見ると、タンの街中の区間は、まだ完成していないようです。上掲地図でも、未完成になっています。

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タン付近のヴィアロナ予定道路。

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地図を見ると、この辺りは、ローヌ川とその横に運河とが、二本並んで流れています。その運河沿いに、ヴィアロナがあります。

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ローヌ川の運河とヴィアロナ。

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運河を通る貨物船。

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そして、大きな町ヴァランス郊外の北に入ります。どういう訳か、ヴァランスでは、ヴィアロナは川沿いにありません。町の外側を大きく迂回させられます。
これは、ヴァランス迂回路の途中にあった公園。

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ヴァランス迂回路の標識が分りづらく、二回、道に迷いました。
しかし、なんとか、ヴァランス郊外の南、ローヌ川沿いのヴィアロナに出ることができました。

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県道D96の橋。

ヴァランスを出て間もなく、上掲地図に従って、県道D96の橋で、ローヌ左岸から右岸へと渡ります。

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右岸で、県道D86に出ます。
ソワイヨンというところに、アルデッシュ・ミニチュアという鉄道模型の博物館がありました。鉄道を見るのが好きなので、寄ってみました。
察するところ、かつて(あるいは現在も)アルデッシュ山岳鉄道のようなものがあって、それの記念館という感じです。アルデッシュ・ミニチュア(←詳しくは、ここをクリック)

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線路と列車だけでなく、周囲の自然・建物等を広い庭に作ってあります。

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こういうものを見ていると楽しくなります。

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この辺りの景色でしょう。

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川辺を走る列車。

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峡谷を走る列車。

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駅風景。

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プジョー201がありました。

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プジョー201.

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きょうのキャンプ場は、ボーシャステルというところにしました。
人陰がなく、静かなところだなと、思っていたら、夕方になって、たくさんの子供のサイクリスト集団がやってきました。テント他の荷物は、車が積んでやってきました。(写真中央奥)

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キャンプ場のレセプション兼バー。川はローヌ川です。二本に分かれて流れています。

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キャンプ場に落ちていた、大きな松かさ。

今日のキャンプ場: Camping Municipal Les Voilliers***、Beauchastel (←詳しくは、ここをクリック)
今日の走行距離: 65km
累計走行距離: 1,139km
ローヌの谷間では、風の方向はどうなるのか?と思っていたら、リヨンを出た日は、向かい風(南風)でした。今日は、追い風(北風)でした。そのせいで、65kmを楽に来ることができました。

シャトーヌフ・デュ・ローヌ

7月5日(金) 28日目

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ローヌ右岸ボーシャステルのキャンプ場を出発。
次の町は、ラ・ヴルト・スル・ローヌです。ここから、橋で、左岸に渡ると、短いですが、ヴィアロナがあるはずなので、橋を渡ります。

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ローヌ左岸から眺めた、ラ・ヴルト・スル・ローヌの町。

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ヴィアロナのスタート地点にあった標識。この辺のローヌ川氾濫の記録でしょう。

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ヴィアロナ・スタート地点にある駐車場。車でここまで自転車を持って来て、サイクリングを楽しむという配慮です。

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美しい色を見せるローヌ川。

ヴィアロナはすぐに終わります。
橋のあるところで、対岸(ローヌ右岸)のル・プーザンというところに渡ります。再び、D86に沿うように南下します。
リヨンを出てから、ローヌ川は、ひたすら南下して、地中海を目指します。

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クルアという、だまし絵と城と原発のある町。

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風化した城下町。
そばまで行きませんでしたが、観光化に向け修復中でしょうか。

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城下の幼稚園。

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同じ町の原発。
フランスは、2011年の旅のロワール川もそうでしたが、原発の多いのが気になります。

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このようなジプシー専用のキャンプ場を、たまに見かけます。

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ロシュモールという町(右岸)で、再び橋を渡ります。すると、ロワール川の長い中の島に出ます。そこにヴィアロナがあります。10kmほど、誰にも出会わない、寂しい道です。

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対岸に見えた城のある町。

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堂々たるローヌ川。
中の島を挟んで、二本になって流れていたローヌ川は、ここで合流して、一本の川になります。
今日の宿として、この赤い橋を渡って、ヴィヴィエという町のキャンプ場を目指しました。

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右にヴィヴィエの町。左側に、赤い橋。
ここで、ローヌ川は合流しています。

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ヴィヴィエの町に入っても、キャンプ場の標識が出てきません。道を尋ねる人もいません。あきらめて、再び、赤い橋を引き返して、今度はシャトーヌフのキャンプ場を目指しました。

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少し登り坂がありましたが、こちらのキャンプ場は、すぐに、見つかりました。
キャンプ場の地面が固く、杭がなかなか刺さりません。向かいにいた、キャンピング・カーのオランダ人夫婦がこれを見ていて、ハンマーを持ってきてくれました。
(通常、テント固定の杭は、靴の裏で踏めば、地面に刺さります。)

今日のキャンプ場:Camping Municipal, Chateauneuf-du-Rhone
今日の走行距離:60km
累計走行距離:1,179km
この町の正式名称は、シャトーヌフ・デュ・ローヌ、「ローヌ川のシャトーヌフ(新しい城)」といいます。キャンプ場のレセプションのマダムに、どうして、シャトーヌフというのか尋ねました、すると、キャンプ場の裏の丘を指さしました。そこに、古い城の跡がありました。
キャンプ場の料金、一泊3.6ユーロ(約500円弱)。今までで、一番安かったでしょう。南仏に来て、天気はいいし、一か月くらい、ここに滞在しようかと思ったほどです。

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シャトーヌフ・デュ・ローヌから地中海までのヴィアロナと泊まったキャンプ場。
濃い線が、完成したヴィアロナです。この区間は、ほとんど完成していないのが分ります。
きょうも、追い風(北風)でした。
きょう、初めて、南仏のセミの声を聞きました。
ミディの細道、一句うかびました。

ローヌ川
もう南仏と
セミしぐれ

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きょうのワイン

南仏プロヴァンスに入る

7月6日(土) 29日目(1)

朝起きると、タイヤがパンクしていました。水道の水につけて、チューブの穴を調べると、三日前にパンクした個所から15㎝くらい離れたところでした。三日前にパンクの原因を調べましたが、タイヤには何も刺さっていませんでした。今回も、タイヤには、何も刺さっていません。続けて二回、同じような場所のパンクですが、原因不明です。
今回の旅全体で、四回パンクしました。最初の二回は上述の原因不明のパンク。あとの二回は、木のトゲがタイヤに刺さっていました。

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パンクしたチューブを、スペアのチューブと交換して、シャトーヌフ・デュ・ローヌを出発です。パンクの原因が不明で、なにかスッキリしません。しかし、同じような個所が、もうパンクしないことを祈るしかありません。(以後、この個所のパンクはありませんでした。)

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インターネットに載っているヴィアロナの地図を見ると、シャトーヌフから、赤い橋を渡って、ヴィヴィエに出ます。そこからは、予定(未完成)コース(赤い線)ですが、上図の通り、川沿いになっています


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ヴィヴィエの町。
綺麗な町なので、昨日、当初、泊まろうかと考えていました。ここに、きのうの赤い橋を渡って、一旦戻ります。

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上記地図の通り、橋を渡ってすぐの、川沿いの道を探しました。川沿いの道といったら、この藪の道しかありません。藪をかきわけて、入って行きました。

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とりあえず、自転車で走れる道が出てきて、眺めも綺麗です。

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ローヌ川対岸を新幹線TGVが通っています。

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ヴィアロナの予定ルート。
多少、荒れてはいますが、藪を抜けてきたわりには、結構良い道です。景色はよいし、静かです。

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今は殆ど使われていないようなつり橋。

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上の写真の橋を越えたあたりから、だんだん、道の様子がおかしくなってきました。
今、ミシュランの20万分の一の地図を見ると、橋から先は、道がありません!しかし、現実には、悪いながらも、道があったので、先に進みました。車は通れなくても、自転車は通れるのだろうと思って・・・

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そのうち、ローマ時代の道のような、大きな石を敷き詰めた道になりました。もう自転車には乗っていられません。一時間以上も来ているので、引き返すのも嫌です。
脇道が出て来るまで、自転車を押して歩きました。

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ローヌ川氾濫の名残でしょう、泥が乾いて、粉末状になった道もでてきました。足を取られて、歩くのも、ままなりません。サハラ砂漠で、外人部隊を追うマレーネ・デートリッヒを思い出しました。

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脇道に出ようと思っても、なかなか脇道が出てきません。こうなると、車がいくら走っててもいいから、自転車で走れる道がいい、ということになります。
ようやく、畑の中の脇道から、県道D86に出ることができました。写真の坂を登れば、D86があります。

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D86沿いの町、ブール・サン・タンデオル。
性懲りもなく、ここから、写真左に曲がって、再び、河岸に下ってゆきます。

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しばらく行くと、ヴィアロナの標識が出てきました。
ここから、ヴォ―クリューズ県です。つまり、ここから、あの南仏、プロヴァンスに入りました。車では、何度も来たことがあります。しかし、自転車で来たのは初めてです。とうとう、プロヴァンスまで、自転車でやって来た、ということが、夢のようです。

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アヴィニョンの標識も出てきました。

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風景も、もうすっかりプロヴァンスです。

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プラタナスの並木道。
真っ直ぐな並木道は、ローマ時代からのものと言われています。

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ラヴェンダー。
広いラヴェンダー畑というものを見たことがありません。今回見られるかなと期待していましたが、見られませんでした。場所が決まっていて、そこに行かなければ、見られないようです。観光ガイドブックで、名所を調べていったほうがよいでしょう。

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第一次大戦戦没者の慰霊碑。
どの町・村にも、出身者の名前を刻んだ慰霊碑が、必ず建っています。第二次大戦よりも、第一次大戦の戦没者のほうが、圧倒的に多く、第二次大戦の戦没者名は、第一次戦没者の慰霊碑に付け加えられています。

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ポン・サン・テスプリの橋とローヌ川。
この橋の上からの眺めが綺麗だと、地図にマークがついています。しかし、橋の上にサイクリング・ロードがないと、自転車で橋を渡るのは怖いので、ゆきませんでした。

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途中の村とブドウ畑。

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地図に載っていないヴィアロナ。儲けた気がします。

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きょうの宿泊予定地、シャトーヌフ・デュ・パプの標識が出てきました。
昨夜泊まったのが、シャトーヌフ・デュ・ローヌ(ローヌ川新城)、これから行くのが、シャトーヌフ・デュ・パプ(教皇新城)です。
県道D17号線で、あと、6kmです。