(30)賑やかな昼食

第二部 エルベ川サイクリング・ロード
Part Two: Elbe cycling road
(30) Joyful lunch

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記事関連周辺地図。
Do: Dornburg ドルンブルク 6月9日宿泊地
Dessau デッサウ 6月10日宿泊地
Lutherstadt-Wittenberg 6月11日宿泊地
K: Kloeden 6月12日宿泊地 
Belgern 6月13日宿泊地

ELBEと書いてある赤い線が、エルベ川サイクリング・ロード。ドルンブルク Dornburg から ベルゲルン Belgern まで、約260km です。

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ドルンブルクのキャンプ場を出発します。森や畑や、田舎という感じのところを走ります。

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路傍のケシの花。

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田舎道を走るサイクリング・ロード。

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森の中に大きな門がありました。この奥にお城でもありそうです。

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目をこらして見ても、森ばかり。

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門の後ろは、番人が入れるようになっていました。

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更に、森の中を進みます。

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やっと視界が開けたら、休憩小屋がありました。休んでいたら、若いカップルが来たので、場所を譲りました。バート・シャンダウ(チェコとの国境の町)からハンブルクへ行くそうです。「もうひとりのエルベ川サイクリング」で紹介した女性と同じ区間を、反対方向に進むわけです。

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途中、フェリーで対岸へ渡ります。

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これが、一度紹介した、エンジンなしで、船が対岸へ移動する仕掛けです。不思議です。

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対岸に着くと、レストランがありました。ここで、昼食にします。

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まずは、ビール。
必ず、飲み物を注文しなければなりません。場所代のようなものです。水もビールも同じ値段であれば、どうしても、ビールを注文してしまいます。

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そして、今しか食べられない、アスパラガス。ドイツ語で、シュペルゲルと言います。

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食べていると、誰かが、私のテーブルの前に来て、
「ここに掛けてもいいですか?」
と尋ねます。見ると、きょう、何度も、私を追い越しては、途中で止まって、道を調べていた、夫婦連れのサイクリストでした。ドイツ人は、相席を余り気にしません。この人たちは、もう既に、十分顔見知りですから、尚のことです。

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初めて、ゆっくり話をして、聞くところによると、ハンブルクからドレスデンまでの、サイクリングだそうです。この方たちとは、結局、きょうの私の宿泊地のデッサウまで、追い越されたり、追い越したりして、デッサウの手前で、最終的に、サヨナラをしました。

つづく
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(31)デッサウで天使に会う

第二部 エルベ川サイクリング・ロード
Part Two: Elbe cycling road
(31) To meet an angel in Dessau

ドイツ人の夫婦連れサイクリストと、デッサウの手前で、また出会って、最終的に、そこで、サヨナラをしました。そのあと、デッサウの町に入る道が分からなくなってしまいましたが、なんとか、駅前に出ることができました。ここでは、ユースホステルに泊まることにしました。デッサウ駅とユースホステルの位置関係を地図で調べましたが、駅前に太い道が何本か走っていて、おまけに、車の橋まで、線路の上に走っていて、よく分かりません。私は、ひどい方向音痴で、こういう広い所や、地下街に出ると、何が何だか分からなくなります。

そこへ、年配の女性が自転車で通りかかりました。
「どうしたのですか?」
「ユースホステルへ行きたいのですが・・・どっちの方角でしょうか?」
私としては、右へゆくのか、左へゆくのかも、分からなくなっているので、
「あっち」
とか言って、どっちかを、指差して貰えばよかったのですが、
「ついてきてください」
と、自転車に乗って走り始めました。

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「ここです」
と、なんと、2kmほどもあるユースホステルまで、先導してもらいました。
背景は、デッサウのユースホステル。よく覚えていませんが、自転車の買い物籠が、少し写っているので、ママチャリに乗っていたのでしょう。

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お年は、七十歳前後でしょうか。駅から、ほとんど公園の中のような道を、私が、後をついて行くのに、精一杯のスピードで、案内してくれました。着いてから、私の旅の計画など少し聞かれました。

「それでは、ここで」
と、また、自転車に乗って、何度も後ろを振り返りながら、戻ってゆきました。私も、姿の見えなくなるまで、手を振って、見送りましたが、有難さに、手を合わせて拝みたいくらいでした。

つづく

(32)デッサウのユースホステル

第二部 エルベ川サイクリング・ロード
Part Two: Elbe cycling road
(32) Jugendherberge Dessau

老婦人にユースホステルまで案内してもらい、気持ちが温かくなりました。

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デッサウのユースホステル。ガラス張りの部分は、食堂。

デッサウのユースホステルにチェックインしました。幸い、三人部屋のシングルユースにして貰えました。値段は、39ユーロ(約3900円)。それに、ここで、夕食を食べられるとのことなので、夕食も付けてもらいました。プラス夕食分、5ユーロ(約500円)。

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夕食はバイキングでした。ドイツのジャガイモ。

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客は、私以外、三組数名程度。

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サイクリングは、お腹がすくので、いっぱい食べます。それでも、こんなに、たくさん余ったら、どうするのだろう?と心配しながら、食べ終わった時、タイミングよく、高校生くらいの、何十人かの団体が、ガヤガヤと押し寄せてきました。心配無用でした。

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部屋は、三人部屋なので、ゆったりとしています。窓からの眺めもよく、部屋に、トイレ・シャワー付きです。

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食堂にビールもありましたが、飲むのを我慢しました。部屋でゆっくり、ワインでも頂きましょう。

つづく

(33)デッサウ・ユースホステルのトラバント

第二部 エルベ川サイクリング・ロード
Part Two: Elbe cycling road
(33) Trabant in youth hostel in Dessau

デッサウのユースホステルの庭に、旧東独の自動車、トラバントが展示してありました。

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トラバントのフロント。これはこれで、綺麗な姿をしています。

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斜め前から見たところ。
1994年に旧東独を訪問した際には、まだ結構走っていましたが、今回の旅で、実際に路上を走っているのは、見かけませんでした。

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斜め後方から、見たところ。
このユースホステルには、廊下にも、旧東独製のラジオやタイプライターなどを、ミニ博物館のようにして、展示してありました。

つづく

(34)デッサウの世界遺産バウハウス

第二部 エルベ川サイクリング・ロード
Part Two: Elbe cycling road
(34) Bauhaus, the world heritage in Dessau

バウハウスという名前は知っていましたが、ここデッサウにあるとは、知りませんでした。バウハウスとは「建築の家」という意味で、Wikipediaによれば、「美術・建築に関する総合的教育を行った学校」だそうです。この建物他が世界遺産に登録されています。

デッサウ出発前に、ちょっと寄ってみることにしました。

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デッサウ・ユースホステルを出るとすぐに、このような美しい通りになります。

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その通りをゆくと、すぐに、マイスターハウスという建物群が、右手に現れてきます。「マイスターの家」という意味で、「バウハウス」の教授たちが住んでいた建物です。「カンジンスキーとクレーの家」がありました。かれらも、教授だったのでしょうか?

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木陰に見える「マイスターハウス」

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その道を、ちょって行って、右に曲がると、「バウハウス」が見えてきます。ユースホステルから町の中心まで、街自体が公園のように綺麗です。

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「バウハウス」

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さすが世界遺産。「バウハウス・ツアー」というサイクリング・ロードまであります。赤い四角が目印です。

写真の「R1」というサイクリング・ルートは、カレーから、サンクト・ペテルスブルクまでつづく「ヨーロッパ・自転車道路R1」のことです。そのうち、オランダのアルンヘムから、ドイツのベルリンまでのコースが、主にドイツを走るルートです。今いるデッサウから、ウィッテンベルクまでは、私の走っている「エルベ川サイクリング・ロード」と、途中まで、同じ道を走ります。このように、自転車で、ヨーロッパ中の旅ができて、標識を見ているだけで、興奮してきます。

つづく