「ヨーロッパのんびり旅」参考資料

今までの旅、これからの旅に、参考にした本や地図などをまとめました。
注:洋書については、大体、amazonで購入可能です。

セーヌ川関連:
「Winds」 JAL機内誌「特集セーヌは流れる」1988年8月号
「セーヌ河物語」 三輪晃久著 グラフィック社 1998年
「凱旋門」 レマルク原作 山西栄一訳 河出書房新社 1981年
「奇岩城」 ルブラン原作 堀口大學訳 新潮文庫 1998年。その他怪盗ルパンもの。
「モーパッサン短編集I~III」 青柳瑞穂訳 新潮文庫 1971年
「ガリア戦記」 岩波文庫 1984年
映画「アデルの恋の物語」
映画「髪結いの亭主」
映画「愛と哀しみのボレロ」

ドナウ川関連:
「ドナウ河紀行」 加藤雅彦著 岩波新書 1999年
「ドナウ・源流域紀行」 堀淳一著 東京書籍 1993年
「ドナウ川」 帝国書院ジュニア地理 川と生活シリーズ⑧ 1987年
「ドナウ源流行」 斉藤茂吉著 (インターネットで見られます)
「ドナウの旅人」 宮本輝著 新潮文庫(上・下)1988年
「異国の窓から」 宮本輝著 光文社
「ニーベルンゲンの歌」 相良守峯訳 岩波文庫(上・下)1983年
地図:bikeline Donau-Radweg 1-5, Verlag Esterbauer GmbH(ドナウ源流→黒海)
地図:Donau Radweg Eurovelo 6 1-8, Huber Verlag(ブダペスト→黒海)
映画「第三の男」
映画「愛の嵐」

ボーデン湖関連:
地図:bikeline Bodensee-Radweg, Verlag Esterbauer GmbH(ボーデン湖一周)

ライン川関連:
「ライン河物語」 笹本俊二著 岩波新書 1984年
「ライン河紀行」 吾郷慶一著 岩波新書 1994年
「ライン河」 加藤雅彦著 岩波新書 1999年
「ライン川源流域紀行」 堀淳一著 東京書籍 2000年
「ライン川」 帝国書院ジュニア地理 川と生活シリーズ⑦ 1987年
「ライン河の文化史」 小塩節著 講談社学術文庫 1991年
「月曜物語」 アルフォンス・ドーデー原作 岩波文庫 1990年
「物語 ストラスブールの歴史」 内田日出海著 中公文庫 2009年
地図:bikeline Rhein-Radweg 1-3, Verlag Esterbauer GmbH (ライン源流→ロッテルダム)
映画「レマゲン鉄橋」

ロワール川関連:
地図:La Loire a Velo, EuroVelo6 1-6, Huber Verlag(大西洋→バーゼル)
「ロワールの城」ミシュラン・グリーン・ガイド 実業之日本社 1991年
映画「離愁」

ローヌ川関連:
「ローヌ河歴史紀行ーアルプスから地中海へー」 笹本俊二著 岩波新書 1980年
「アルプス・プロヴァンスの小さな旅」 秋元和彦著 東京書籍 1995年(オートバイ紀行です)
「武器よさらば」 ヘミングウェイ原作 石一郎翻訳 角川文庫 1957年
「オラドゥール 大虐殺の謎」 ロビン・マックネス原作 宮下嶺夫翻訳 小学館文庫 1998年
「ふらんす物語」 永井荷風著 岩波文庫 2002年(改版)
「荷風のリヨン」 加太宏邦 白水社 2005年
「風車小屋だより」 ドーデ―原作 桜田佐翻訳 岩波文庫 1991年
地図:bikeline Rhone-Radweg von Andermatt nach Genf

ミディ運河、ガロンヌ運河など運河の旅:
Carte touristique, Voie verte & chemins, Toulouse - Sete a velo
Carte touristique, Voie verte, Bordeaux - Toulouse a velo
(以上二冊の地図は、弊ブログのリンク欄「ミディ運河~ガロンヌ運河」から購入することができます。)
「家なき子」 マロ原作 二宮フサ翻訳 偕成社文庫。(挿絵の地図が素敵です。)
「運河で旅するヨーロッパ」 田中憲一著 晶文社(ボート紀行です)
「赤と黒」 スタンダール原作 小林正翻訳 新潮文庫(上・下)1988年

エルベ川関連:
「文づかひ」森鴎外原作 鴎外選集第1巻 岩波書店 1978年
地図:bikeline Elbe-Radweg 1-2, Verlag Esterbauer GmbH(ハンブルク→プラハ)

モルダウ川関連:
地図:bikeline Moldau-Radweg, Verlag Esterbauer GmbH(プラハ→ドナウ河)

北海沿岸関連:
地図:bikeline Nordseekusten-Radweg 1-2, Verlag Esterbauer GmbH(ロッテルダム→ハンブルク)
「街道をゆく35オランダ紀行」 司馬遼太郎 朝日文庫

サンティアゴ・デ・コンポステラ巡礼の道:
「世界遺産 サンティアゴ巡礼路の歩き方」 世界文化社 2010年
「聖地サンティアゴ巡礼」 NPO法人日本カミ―ノ・デ・サンティアゴ友の会、ダイヤモンド社
「サンティアゴ巡礼の旅」 新潮社とんぼの本
「スペイン巡礼史 地の果ての聖地を辿る」 講談社現代新書
「街道をゆく22南蛮の道I」 司馬遼太郎 朝日文庫
「街道をゆく23南蛮の道II」 司馬遼太郎 朝日文庫
「日はまた昇る」ヘミングウェイ原作 高見浩訳 角川春樹事務所 2000年
「巡礼コメディ旅日記」ハーペイ・カーケリング 猪股和夫訳 みすず書房 2010年
ル・ピュイの道:
The way of St James France, Le Puy to the Pyrenees, a Cicerone guide by Alison Raju, 2012
フランス人の道:
The way of St James Spain, Pyrenees-Santiago-Finisterre, a Cicerone guide by Alison Raju,2013
John Brierley's "A Pilgrim's Guide to the Camino de Santiago"(フランス人の道の案内書)
John Brierley's "Camino de Santiago Maps"(フランス人の道の案内書のうち、地図のみ掲載したものです。)
Miam Miam Dodo, GR65-GR651
ル・ピュイの道~フランス人の道:
The way of St James, a cyclists' guide, a Cicerone guide by John Higginson, 2012
(これは、自転車旅行用ガイドです。)
アルルの道~アラゴンの道:
Miam Miam Dodo, GR653 La Voie d'Arles/Camino Aragones
ポルトガルの道:
John Brierley's "A Pilgrim's Guide to the Camino Portugues" (ポルトガルの道の案内書)
John Brierley's "Camino Portuguese Maps"(ポルトガルの道の案内書のうち、地図のみ掲載。)
フィニステール~ムシアの道
John Brierley's "A Pilgrim's Guide to the Camino Finisterre"(サンティアゴからフィニステール、Muxiaまでの案内書)

映画「サンジャックへの道」2005年 フランス映画
映画「星の旅人たち」2010年 アメリカ・スペイン合作映画

旅行案内:
「スイス」 ミシュラン・グリーン・ガイド 実業之日本社 1993年
「ドイツ」 ミシュラン・グリーン・ガイド 実業之日本社 1996年
「フランス」 ミシュラン・グリーン・ガイド 実業之日本社 1993年
「パリ」 ミシュラン・グリーン・ガイド 実業之日本社 1991年
「パリ周辺」 ミシュラン・グリーン・ガイド 実業之日本社 1992年
「プロヴァンス」 ミシュラン・グリーン・ガイド 実業之日本社 1991年
時刻表:"Thomas Cook European Timetable"

小説・紀行他:
「荷風随筆集」 岩波文庫 (上・下)1986年
「「世界名作文学の旅 上」 朝日新聞社編 朝日文庫 1999年
「モンテーニュ旅日記」 関根秀雄・斉藤広信訳 白水社 1992年

地理・統計・辞典:
「図説地理統計 1998」 一橋出版
「地図で訪ねる歴史の舞台ー世界ー」 帝国書院 1998年
Dictionnaire de noms de lieux, Dictionnaires le Robert, 1992
Greographische Namen in Deutschland, Dudenverlag, 1993
Discovering Place-names, Shire Publications Ltd, 1994
The Guinness book of British Place Names, Guinness Publishing Ltd., 1993
「独和大辞典」 小学館 1990年 
「ドイツ語ことばの小径」 新田春夫著 大修館書店 1993年
「ワインの基本コース」 メルシャン株式会社 1999年

最後に、Wikipediaには、説明文・写真などで、随分、お世話になっています。 
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アルルか?ポルトガルか?

1.「サンティアゴの道」のうち、「アルルの道」というのがあります。この道のガイドブック・地図が、アマゾンで入手できるのか、念のために、調べてみました。すると、あるではありませんか!次のガイドブックです。

"Le chemin d'Arles vers Saint-Jacques de Compostelle - Guide pratique du pelerin de Provence en Espagne"
「サンティアゴ・デ・コンポステラへのアルルの道 - プロヴァンスからスペインへの巡礼実用ガイド」

「ポルトガルの道」よりも、この「アルルの道」のほうが、私にとっては魅力があります。早速、注文しました。イギリスからでも配送されるらしく、手元に届くのは、2月初め頃とのことです。このガイドを見て、歩くのに問題なさそうであれば、2015年は、「ポルトガルの道」ではなく、「アルルの道」に変更しようと思います。それまで、どちらにするかは、ペンディングとしておきます。

DSC017573.jpg
アルルのアリスカン(古代墓地)にある、「サンティアゴ巡礼・アルルの道」の出発点。2013年の旅で、撮影したもの。

DSC017583.jpg
私の自転車と、「アルルの道」出発点のマーク(柵の向こう側)。ただマークがあるだけで、サンティアゴ巡礼の道の出発点にしては、寂しいものでした。

2.この際、アマゾンで、どの程度、「サンティアゴの道」の地図・ガイドブックが揃うのか調べてみました。
次の主な道について、すべて揃うようです。
(1) Camino Frances
(2) Chemin de Paris
(3) Chemin de Vezelay
(4) Chemin de Le Puy
(5) Chemin d'Arles
(6) Camino de Levante
(7) Camino Mozarabe
(8) Via de la Plata
(9) Camino Portugues
(10) Camino Finisterre
(11) Camino de Norte
但し、中には、希少本のせいか、異常に高価なもの、古い発行年度のもの、在庫のないものなどがあります。

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2014年の巡礼手帳の一部。2014年6月14日から23日までの分。
右側、一番上のスタンプの下に、「 Bide on! 」と書いてあります。宿の主が書いてくれたものです。バスク語で、「ブエン・カミーノ!」という意味だそうです。

サンティアゴの道の地図とガイドブック

1.ル・ピュイの道・フランス人の道のガイドブック(マップ) 
2014年、サンティアゴの道(ル・ピュイの道とフランス人の道)を歩くのに、次のガイドブック(マップ)を買いました。
(1) Miam Miam Dodo - Saint Jacques de Compostelle (ル・ピュイの道)
(2) The Way of St James - France, Alison Raju, Cicerone (ル・ピュイの道)
(3) Camino de Santiago, St. Jean Pied de Port - Roncesvalles - Santiago de Compostela - Finisterre,
Maps, John Brierley (フランス人の道)
(4) The Way of St James - Spain, Alison Raju, Cicerone (フランス人の道)
(5) The Way of St James, A cyclists Guide, Cicerone (ル・ピュイとフランス人の道。サイクリング用)

実際に使用した結果、John Brierley のCamino de Santiago (下の写真①)が、地図としても、分かり易いし、最新の宿の紹介もされています。また、宿の場所も示されているので、探すのにも便利でした。残念ながら、John Brierley のものは、ル・ピュイの道については、ありません。ル・ピュイの道については、ミャム・ミャム・ドドを使いました。
20140120a.jpg

2.2015年の旅は、ポルトガルの道を歩くことに決めました。

John Brierley のガイドブックのうしろに、「ポルトガルの道」のガイドブックが紹介されています。よく見ると、ポルトガルの道の maps ③ と、ガイドブック④ がありました。とりあえず、③map を、アマゾンで買いました。合計615キロの道のりが、23日の行程に分かれ、一日、1ページの地図になっています。
20140120c.jpg
2014年に旅していて、John Brierley のmap ①には、土地や教会の由来などの説明がないので、そんなガイドブックも欲しいと感じていました。おそらく、④がそれでしょう。今度、発注するので、入手したら、ここで内容を報告します。

3. John Brierley のガイドブックには、次のものもあります。
20140120b.jpg
②は、フランス人の道のmap ① のガイドブックです。2014年には、これを持っていませんでした。あったら、大変、参考になっただろうと、残念です。
⑤は、サンティアゴから先、大西洋岸、フィニステール経由、ムシアまでのガイドブックです。今度、アマゾンに発注します。
フィニステールは、映画「サンジャックへの道」のラストに出てくる大西洋です。
ムシアは、映画「星の旅人たち」のラストに出てくる大西洋です。
サンティアゴから、100キロばかり先にあります。2015年の今度こそ、サンティアゴから足を伸ばして、訪れようと思っています。

巡礼コメデイ旅日記

「巡礼コメディ旅日記」という本を読みました。サンティアゴ巡礼の記録です。
作者は、ハーペー・カーケリングというドイツ人で、ドイツ・テレビ界の有名なコエンターテイナーだそうです。2001年6月9日~7月20日までの約40日間、作者が46歳のとき、サン・ジャン・ピエ・ド・ポールからサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの巡礼路の旅をします。(猪股和夫訳 みすず書房 2010年発行)

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題名から、笑いの多い記録かと想像しましたが、至って真面目な本です。

一般に、旅行の記録を読んでいると、外国で、自分の流儀に合わなかったり、思うようにことが運ばなかったり、また、自国の習慣と異なっていたりすると、そのことに腹を立てる人がいます。「郷にいっては郷に従え」という言葉がある通り、私は、これは相手が悪いのではなく、自分が悪いのだと考えています。自分の狭い知識や経験からの判断によるものが多いからです。

この本の作者も、出発して何日かの間は、そのような腹立ちが多く、また、他の巡礼者とコミュニケーションをとることを、意識的に避けていました。その結果、作者の不満ばかりを読まされているようで、面白くありません。
ところが、作者がものの見方の、自分の間違いに気づき、かつ、他の巡礼者とも積極的に交わるようになってからは、話の内容がぐんぐん面白くなります。もう、巡礼路そのものではなく、人との出会い・付き合いがメインとなって、巡礼路は、単なるその背景となっていきます。

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作者の宿泊地(同書より)

こうしてみると、旅の面白さというものは、人との出会いというものが大きな要素だということが分ります。

本の内容ではなく、実際に歩く者の実用的知識として、この本を読んで気になった点がいくつかあります。

1.野犬が非常に多いと言うこと。咬まれて死んだ、巡礼途上のロバまでいるとのこと。特に、サンティアゴから220kmほと手前のなんとかという場所に多く、ひとりで歩くには危険だというのです。本では、結局、なにも起りませんでしたが。
(オオカミまでいそうなことまで書いてありますが、これはまさか!?)
先の記事に書いた通り、フランスには「ジェヴォ―ダンの獣」までいます!
2.サンティアゴに近づくにつれて、巡礼者が多くなり、宿が満員となることが多くなること。「いまカミーノには巡礼がうじゃうじゃいる。何十人何百人が列をなしてサンティアゴへの道を歩いている。」「ぞろぞろとサンティアゴへと押し寄せていく人の波」だそうです。
3.なにかもうひとつあったと思いますが、忘れてしまいました・・・
本の題名に「コメディ」と付いているので、そんな誇張であればよいのですが・・・

「ライン川源流域紀行」

さて、きょうは、本の紹介です。

今年、ライン河の源流から河口までを走るので、ライン河の源流域についての本を図書館で探していました。すると、堀淳一著「ライン川源流域紀行」というのが見つかりました。
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「ライン川源流域紀行」堀淳一著 東京書籍 2000年

この著者には、「ドナウ・源流域紀行」東京書籍 1993年 という本もあります。これは、このブログに何度も登場願っているヨーロッパ自転車旅行の大先輩、神戸のSさんに紹介されて、既にもっています。著者堀さんは、1926年のお生まれで、主に地図について、たくさんの面白い本を書かれています。「ドナウ・源流域紀行」も、ドナウの源流域、つまり、ドイツのドナウ河を、ご自分の脚で歩いて書かれた紀行文なので、実際に川を辿るには、非常に参考になります。また、美しい写真もたくさん入っています。私は、ドナウ源流域を、初めて自転車で走ったとき(2005年)には、この本を持って行って、これと首っ引きで走ったと言っても過言ではありません。

「ライン川源流域紀行」も、「ドナウ・・・」と大体同じような内容ですが、「ドナウ…」が大体ドナウ河に沿って、源泉の考察から始まって、川を下りながら沿岸の成り立ちなどの説明だったのに対して、「ライン・・・」は、ライン川について殆ど触れられていません。スイスの他の川々の説明が主で、むしろ、副題の「知られざるスイスの水の風景」のほうが、内容をよく表しているように思えます。「ライン・・・」は、「ドナウ・・・」と異なり、ライン紀行に携えてゆく本ではなさそうです。
著者は、ライン川の源流をゥーマ湖とするのにご不満な様子です。著者は専門家なので、学術的に物事を見ていらっしゃいますが、私は全くの素人で、所詮、こういう物事は人の決めたことで、別の見方もあると思うだけです。
不安なのは、著者が7月はじめに訪問したというのに、本の写真を見ると、まだ、せせらぎのライン川の岸辺や山肌に雪が残っているということです。私が、今年訪問する時期は7月末になる予定です。その時まで、標高2,343mの雪が溶けているのを願っています。

ヨーロッパ自転車のんびり旅の参考文献はここをクリック。

2008europecycling2 141
アルプスから、ライン川が流れ落ちてきて、ボーデン湖に注ぐ地点。ライン川の急流が、ボーデン湖に流れ込んでいるのを想像していましたが、穏やかな流れでした。浚渫工事をしているところ。(2008年)