アノワからモルラアまで21km

6月24日(水)その1

21km from Anoye to Morlaas.
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今日は、アノワ(Anoye)から、モルラア(Morlaas)までの23キロを歩く予定です。
フランス・スペイン国境のソンポール峠(Somport)まで、だいぶ近くなってきました。

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アノワのジットのミシェルさんは、今年の巡礼の数が少ない。例年、フランス人と外国人の割合は半々だが、今年は、外国人の数が少ない。パリのテロのせいかな、と言っていました。巡礼の数が少ないというのは、他でも聞きました。

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アノワの集落の中心あたりに、公共のジット・デタップがありました。
Gite d'etape communal in Anoye.

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アノワを出てすぐ、小道に入ります。今日の目的地、モルラアまで、5時間10分と出ています。
5h10 to Morlaas.

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途中のベンチで、ひと休み。大体、1時間ごとに、休憩してゆきます。

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今まで出会った、緑の廊下のなかで、一番綺麗なところ。
The most beautiful cgreen corridor I have ever seen.

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緑の廊下を抜けると、白い雲の浮かんだ青い空とトウモロコシ畑。

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小川に架かる橋。
橋の右側に、アルルの道、左折、の白と赤のマークが見えます。このマークを見落とさないように、ひとつひとつ確認して進みます。

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そうこうしているうちに、モルラアに到着しました。村の中心と思われるところに、ホテルがありました。今日は、ここに泊まることにします。「ホテル・ド・フランス」です。二食付きで、51ユーロです。
Hotel-Restaurant de France. DP: 51 Euro.

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ホテル前の広場にあった、第一次大戦戦没者慰霊碑。
ホテルは広場に面しています。広場の右側には、教会。向かい側には、観光案内所がありました。

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観光案内所の受付嬢。
観光案内所で、巡礼手帳にスタンプ(手にしています)を押して貰い、モルラアの地図を貰いました。
At the Office de Tourisme of Morlaas.

つづく
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モルラアのサント・フォア教会とホテル・ド・フランス

6月24日(水)その2

Church of Sainte-Foy and Hotel de France in Morlaas
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モルラアのサント・フォア教会。
Church of Sainte-Foy in Morlaas.

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正面入り口の美しい彫刻。
サント・フォワと言えば、昨年歩いたサンチャゴの道・ル・ピュイの道の途上にあった、コンクのサント・フォワ教会がその中心地です。

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彫刻の細部。

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教会内部。

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内部正面の聖女フォワの絵。

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聖女フォワは、三世紀、アジャンで生まれ、12歳で殉教したそうです。剣や棕櫚(?)を手にしているのが、特徴です。何故、そうなのか、Wikipediaで調べようとしましたが、分かりませんでした。

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これは、マリア様でしょうか?あるいは、右手に棕櫚(?)を持っているようにも見えるので、そうであれば、聖女フォワです。

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これは、誰か不明。

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教会と道路を隔ててすぐに、今晩の宿、ホテル・ド・フランスがあります。町の中心だというのに、人影がありません。ホテルがカフェをやっているはずですが、開いていません。ようやく雑貨屋さんを見つけてビールを買いました。

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泊まる部屋は、庭に直接面していました。

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部屋の前から、中央広場を眺めたところ。門を出て右に曲がれば、サント・フォワ教会です。写真、突き当りが、観光案内所の建物です。
My room of the hotel. There is the office de tourisme in front.

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部屋を開け放しにしておくと、猫が入ってきて、洗面所を覗いたり、ベッドの上で休んだりします。

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姉妹ネコだそうです。
Sisters of the hotel.

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人見知りしない、おとなしいネコです。

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すっかり慣れてきました。

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夕食は、ビュフェ・スタイルでした。庭で食べます。
今日も泊り客は、私一人です。これで、五晩連続、泊り客は、私ひとりです。ここにも、公共のジットがあるので、他の巡礼者は、そちらに泊まっているのでしょう。このところ、巡礼にも、めったに会わない、なんとも静かな旅です。
The dinner wa buffet style. Guest of the hotel was only myself. I was alone as guest in accommodations for five days contenuously.

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私の隣の席で、ホテルの主人(写真中央)を囲んで、地元の人が、賑やかに食事をしていました。
Birthday party of the host of hotel (center).

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ホテルの主人に何の集まりですか?と尋ねました。
「俺の誕生祝いだ。」
私も、中に入れて貰いました。
I joined it.

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庭には、ちょうど盛りのアジサイが咲いていました。

つづく

モルラアの日本人巡礼

6月25日(木)その1

Japanese pilgrim in Morlaas 25.06.2015.
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朝、起きて、部屋のドアを開けたら、ネコが、ニャーンと鳴きながら、早速入って来ました。夕べの姉妹ネコとは、別のネコです。

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朝食を食べに、レストランに行きました。昨日、誕生日を迎えたホテルの主人がいました。

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「朝食を食べている間に、当ホテルを訪問した巡礼者リストに、日本人を乗せましょう、」と言って、主人は、パソコンに向かって、なにかやっています。

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「この通り、日本人も加えておきました!」

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外の通りから見えるように、ショーウインドーに飾ってくれました。
2015年、ホテル・ド・フランスに泊まった国籍別巡礼者数:
フランス    135人
オランダ     17人
ベルギー    12人
ドイツ      11人
デンマーク   5人
イギリス、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド 各3名
イタリア     2人
日本       1人
(他国旗の国籍不明)
日本人はあと何人増えるでしょう?
私と同じ日か、または2,3日前に、このホテルではありませんが、日本人が、あと二人、このモルラアに泊まっているはずです。アルルの道全体を通して、この二人の噂を時々聞きました。6~9月を通して、日本人巡礼は、10~15人程度でしょうか?
宿の主人が、最近、日本へ行ったと、その時の写真をパソコンで見せてくれました。浅草・上野・渋谷・日光までたくさんの写真を見せられて、あと、京都・奈良もあると言います。いつ終わるか分からないので、京都・奈良を見るのは、割愛させてもらいました。

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ホテルと同じ通りにあった家の、美しい窓とドア。  
きょうは、レスカーを目指します。モルラアから、約21キロです。

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ホテル向かい、サント・フォワ教会正面入り口上の彫刻を、もう一度よく見ておきました。

つづく

聖女フォワの殉教

Martyre de Sainte-Foy
モルラアのサント・フォワ教会のところで、聖女フォワについて触れました。その際、聖女フォワが、手にしている剣と棕櫚の葉の意味が分からないと述べました。その後、その意味をインターネットで見つけました。次の通りです。

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モルラアのサント・フォア教会の聖女フォワ。

右手にしている剣は、斬首に使われた剣。
左手にしている棕櫚の葉は、殉教者のしるし、だそうです。
また、殉教のとき、青銅の格子の下から、火であぶられました。そのため、足元に青銅の格子のある絵も見うけられます。

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聖女フォワの殉教。Wikipediaより。
尚、聖女フォワは、3世紀末、フランス南西部アジャンの少女で、12歳で殉教しています。

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コンク郊外のチャペルの聖女フォワ。2014年撮影。

ピレネー山脈を眺めながら、モルラアからレスカーまで21km

6月25日(木)その2

To Lescar
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モルラア(Morlaas)から、レスカー(Lescar)まで、21km。ポーの町中を避けて、その北を迂回する道を歩きます。
21km from Morlaas to Lescar.

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今日の道は、比較的平坦です。モルラア郊外に出ると、ピレネー山脈が、はっきりと見えてきました。

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今日の目的地、レスカーまで、3時間55分。標識には、フランス語と、もうひとつ不明の言葉が併記されています。南仏で話される、オック語というやつでしょうか?

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雪をかぶっています。

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ピレネー山脈を越えるソンポール峠は、標高1600メートルあります。ピレネーを望みながら、この峠を、歩いて越すか、乗り物を使うか、このあたりから考え始めました。足の調子は、まだ少し違和感はありますが、まあまあ普通に戻りました。

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途中にあった、「樫」という名の、シャンブル・ドット。庭園を覗くと、椅子が置いてあって、居心地の良さそうな宿です。誘惑にかられて、泊まって行こうかと、迷いが生じました。しかし、まだ、ほんの少ししか、歩いていません。歩き続けることにしました。

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マッターホルンのように、とんがった山も見えます。ソンポール峠を越えてから、スイスのマッターホルンの写真を飾っている宿がありました。それと、比べられている山かもしれません。

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レスカーまで、2時間55分。これまで来た、途中の大きな町、モンペリエも、トゥールーズも、巡礼路は、町の中を通ってきました。今、歩いているこの辺りには、大きな町、ポーがあります。ここは、どういう訳か、巡礼路は、町の中を通らずに、北の郊外を迂回するようになっています。

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途中のアジサイの花。

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ピレネー山脈は、フランスとスペインの国境になっています。山脈の北側がフランス、南側がスペインです。まだ雪が残っているのは、フランス側から見ているせいでしょう。

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バスタール公有林という、大きな森林に入りました。

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アルルの道は、この森林の中を通っています。

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サンチャゴ・デ・コンポステラまで、930キロという標識も出てきました。

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高速道路A64を超えると、競馬場に出ました。
Hippodrome of Pau.

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競馬場のフェンスにも、アルルの道の標識が。競馬場のコースに沿って、グルッと回って行きます。

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静かな公園がありました。足も疲れたので、ひと休みします。

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ボリューム豊かなアジサイ。

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目の前の池では、白鳥とカモが泳いでいます。

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公園から少し歩くと、郊外住宅地という感じの所に入りました。その裏庭という所が、アルルの道です。ここは、もう、今日の宿泊予定地、レスカーです。

つづく