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ヴェズレイの道 時系列に並べ替えました   

Voie de Vezelai in periodical order
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ヴェズレイの道を歩く。
ヴェズレイの道は、ルピュイの道、アルルの道、トゥールの道 と並んで、フランス国内を通る、四本の主要な、サンティアゴの道の一本です。
Voie de Vezelay
You can see my voie de Vezelay by clicking each item of Category "2018 Voie de Vezelay" in the left column of this blog.

2018年 ヴェズレイの道 の掲載ブログを、時系列に並べ替えました。
当ブログ左欄のカテゴリの各項目をクリックすれば、時系列に、パリ出発から順に見ることができます。

Category
XIII 2018 Voie de Vezelay 1000km (2018年 ヴェズレイの道 1000キロ)
① Paris - Clamecy (パリ~クラムシー)
② Clamecy - Bourges (クラムシー~ブールジュ)
③ Bourges - Gargilesse (ブールジュ~ガルジレッス)
④ Gargilesse - St-Goussaud (ガルジレッス~サン・グッソー)
⑤ St-Goussaud - La Coquille (サン・グッソー~ラ・コキーユ)
⑥ La Coquille - Neuvic (ラ・コキーユ~ヌヴィック)
⑦ Douzillac - Monsegur (ドゥジーヤック~モンセギュール)
⑧ Monsegur - Mont-de-Marsan (モンセギュール~モン・ド・マルサン)
⑨ Mont-de-Marsan - St-Palais (モン・ド・マルサン~サン・パレ)
⑩ St-Palais - St-Jean (サン・パレ~サン・ジャン)
11 St-Jean - Paris (サン・ジャン~パリ)

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Ecluse 50, Canal lateral a la Garonne
ガロンヌ川との並行運河の水門 50番。
ヴェズレイの道は、この水門脇を通って、ピレネー山脈麓の、サンジャン ピエ ド ポールを目指して進みます。
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107.ペリゴールのフォアグラ

107. Foie gras of Perigord
16.06.2018, the 33rd day
6月16日 33日目

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ジット(宿)の朝食。
夕べは、ラ コキーユのジット(宿)の個室に泊まりました。朝食は、07:30 に頼んであります。その朝食の時、なにかのきっかけで、クレデンシアル(巡礼手帳)の話しになりました。私のクレデンシアルは、もう各地のスタンプでいっぱいです。
「新しいクレデンシアルを入手できるところを知りませんか?」と、ジットの奥さん、ハイジに尋ねました。
ハイジは、親切に、どこかに電話をして調べてくれました。
「ペリグーのジット (Refuge associatif des Anis de Saint Jacques, Perigueux)で入手可能です。」
と教えてくれました。この先、もうじきに通る、大きな町です。そこで、新しいクレデンシアルを入手することにしました。

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さて、グレーグとハイジに見送られて、出発です。とても感じのよい夫婦でした。

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ジットの前で。
すぐ左に曲がれば、教会があります。

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町の大通り(国道20号線)沿いに、肉屋さんがありました。昼食用のパンは、今朝のジットから貰ってきたので、ハムでも買おうとおもいました。中に入ると、フォアグラの缶詰めが棚にズラッと並んでいたので、びっくりしました。

ここは、ドルドーニュ県です。
Wikipediaで、この地方のことを調べると、次のような説明がありました。
「(ペリゴール(現在のドルドーニュ県と、ほぼ同じ範囲)は、)
ヨーロッパ有数の手つかずの自然を持つ。 ペリゴールは美食で知られ、フォワグラが特に有名である。またトリュフの産地として伝統的に有名である。ペリゴール産のワインには、ベルジュラック、モンバジヤックが知られる。
ドルドーニュ県の県都はペリグーである。古代ローマ時代の遺跡、先史時代の史跡が豊富である。最も有名なのは、洞窟画で知られるラスコー洞窟である。 」

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肉屋(フォアグラ店?)の主人。店の中にぶら下がっている看板を見ると、ワインも置いているようです。

今日、泊まる予定のチビエ(Thiviers)は、「フォアグラの首都」("Capitale du foie gras") だと、「ミャム・ミャム・ドド」には載っています。

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ラ・コキーユから、チビエまで、17.8km。今日、歩く距離です。

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ラ・コキーユを出て、振り返ると、教会が見えました。

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だんだん森の中へ入ってゆきます。きょうのコースには、ほとんど人家がありません。

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気持のよい丘からの見晴らし。

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畑の中の道。

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道から、1キロ余り向こうに、シャトーが見えました。地図を見ると、Chateau de Mavaleix というシャトーです。

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更に深い雑草の道を通って・・・

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シロツメクサの咲く野原に出ました。

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ここで、ようやく、今日の道程の半分ばかりを、やって来ました。

つづく

108.チビエの中心広場にて

108. On the place at the center of Thiviers
Saturday 16.06.2018, the 33rd day
6月16日土曜日 33日目

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ヴェズレイの道。
ドイツのウォーキング案内書の出版社に、Rother Wanderfuehrer があります。ここのガイドブックに、「道が目標」と書いてあります。まさに、この通りです。歩く道があればよいのです。行く先などないのです。一日一日、または、全行程、どこかで、旅を終わらなければならないので、最終目標を設定してあるだけです。
自然・歴史・人々。出会えるものや人があれば、それはそれでよい。何もなければ、なにか考えているだけで楽しい。

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レ・プラデルを脇に見て・・・

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ル・グラン・コデールを通って・・・

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畑の間の歩きづらい道を歩きます。

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前方の道の上に小鹿が休んでいました。そっと近寄りましたが、途中で気づくと、びっくりして逃げてゆきました。

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大木の下も通ります。

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こうして、チビエに到着しました。

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谷の向こうに、チビエの町が姿を現しました。古そうな町です。

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いつもの通り、町の中心に向って進みます。

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Place du marechal Foch.
フォッシュ元帥広場。教会があり、観光案内所があり、カフェがあります。どうやら、ここが中心のようです。
カフェで、ビールを注文しました。ひと休みです。
前回紹介した通り、この町は、「フォアグラの首都」と呼ばれています。写真正面の建物に、「フォアグラの家」というサインがでています。同じ建物に、観光案内所も入っています。

さて、今日の宿の候補はふたつあります。
(1) ひとつは、次のジットです。
Accueil Pelerin, Isabelle Lacalmette, 18 bis rue du Graveur Pierre Bouillon
(2) もうひとつは、次のキャンプ場です。
Refuge-pelerin-Camping Le Repaire

町の雰囲気からすれば、町の中に泊まって、町の見物をしたほうが良さそうです。ジットに泊まることにしました。
観光案内所にゆくと、土曜日のせいか、扉は閉まっていました。カフェのウェイターに、ジットの場所を尋ねました。親切に教えてくれました。ここから歩いて、5分位のところです。行ってみましたが、どうしても見つかりません。通りの18番地bis はあるのですが、それらしい家がありません。
「ミャム・ミャム・ドド」に載っているのですから、ない筈はないのでしょうが、探すのは諦めました。

それではと、キャンプ場に向かいます。キャンプ場は、町の東のはずれ、歩いて20分ばかりのところです。キャンプ場に行けば、また戻ってきて、町の見物はできませんから、教会だけ見てゆくことにしました。
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L'Eglise Notre-Dame de l'Assomption
教会のステンドグラス。

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これは、サン・ロッシュSt-Roch でしょう。右側に犬がいて、左側の子供が、脛を指さしています。この聖人は、何度もこのブログで紹介したので、ここでは省略します。

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これと、この下の写真の像は、不明です。

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こうして、今日の宿の第2番目の候補、キャンプ場へと向かいました。

つづく

109.チビエのキャンプ場: これが野獣のすみか?

109. The camping at Thibiers: is it le repaire?
16.06.2018, the 33rd day
6月16日 33日目

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キャンプ場は、チビエの東にある森の中にありました。名前の、le repaire とは、「野獣のすみか」という意味だそうです。

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キャンプ場の案内図。嬉しいことに、ここには、レストランがあります。

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レストランにも、トイレやシャワーにも近い所、ということで、上掲地図のNo.009 あたりにテントを張りました。

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一軒の小屋がありました。ここは、相部屋で、4人泊まれます。ひとり、一泊、10ユーロだそうです。
テントを張る手間が省けるので、ここに泊まろうかと思いました。ところが、女性がふたり、既に泊まっているということなので、止めておきました。

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非常に親切な、レセプショニンのお姐さん。
パソコンのwifi の操作をしてくれて、明日の道順(ここから、ヴェズレイの道への出方)を教えてくれて、明日のジットの予約をしてくれました。

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レストランの片隅に、食料や日用品なども売っていました。

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夕食は、19:00 からです。時間に会わせて、レストランに行きました。
客は、私一人です。最初から最後まで、私一人の貸切でした。

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まず、飲み物は、赤ワインと水と。

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メニューを見ると、なんと!コト・ド・ポール 230g 9.00ユーロ(約1200円)があるではありませんか。
5月25日、ブレシーのレストランで、食べそこなって以来、道中探し続けてきたものです。ビーフは固くてうんざり。ポークを食べたいと、ずっと思ってきましたが、なかなか見つかりませんでした。それが、とうとう、ここで!
早速、注文しました。

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出てきた、コト・ド・ポール。質量とも満点です。

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綺麗に平らげました。

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昼間のお姐さんは帰って、今度は、人のよさそうなお兄さんがきました。
徒然なるままに、
「この町はフォアグラの首都だそうですね。」などど話していました。
ふと思いついて、
「フォアグラはありますか。あったら、ちょっと食べて見たいのですが?」
と持ちかけました。すると、
「ちょっと、待って下さい。」
と言って、いなくなりました。

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そして、持ってきてくれたのが、これです。固いパンの上に、フォアグラが乗っかっていました。

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そのあとのアイス。

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昨年、モン・サン・ミシェルへ行ったことを思い出して、食後酒に、カルヴァドスを一杯頼みました。リンゴ酒を蒸留したブランディーです。普通、略して、カルヴァと言います。ノルマンディーの名産です。

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ひとり、カルヴァを飲んで、悦に入っているところです。

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良く食べ、良く飲みました。〆て、25ユーロでした。(約3300円)
食べるものがあるところで、こうして食べておかないと、食べ損なうことがよくあります。

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キャンプ場の前は池になっています。泊まっている人がいないわけではないのですが、人影がありません。
今日は、良い所に泊まりました。
キャンプ場の名前は「野獣のすみか」。
私には、ここが最適なのか?

Walked 22km from La Coquille to Thiviers today.
576km from Sermiselles/Vezelay.
Stayed at Refuge-pelerin-Camping Le Repaire at 5 Euro.

つづく

110.空腹にも負けず、ソルジュ目指して

110. Direction Sorges: Never yielding to hunger
Sunday 17.06.2018, the 34th day
6月17日日曜日 34日目

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チビエのキャンプ場の朝。

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昨日、キャンプ場の受け付けのお姐さんに、ヴェズレイの道への出方を教えて貰いました。しかし、そこまでの標識が、キャンプ場の前から出てきました。これに従って行けそうです。まず「ソルジュ方向」と出てきましたが、ソルジュとは、今日の宿泊予定地です。
いずれにしろ、まず、国道N21号線のサン・ジャックの十字架(Croix St-Jacques を目指します。

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昨夜泊まったキャンプ場は、チビエの東の森の中にあります。森は谷になっています。
キャンプ場から急な坂道を登ってゆきます。前方にチビエの教会が聳えていました。その手前にあるのは、シャトーでしょうか?

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坂道の途中にも、シャトーらしきものがありました。

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Croix St-Jacques
そして、国道N21号線にある、サン・ジャック(=サンティアゴ)の十字架のあるところまで来ました。

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ここから、ヴェズレイの道です。
しかし、国道ではなく、また、すぐに別の道に入ります。

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ヴェズレイの道は、静かな道でした。

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ひとまず、ヌゼ方面へ。

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サンティアゴ・デ・コンポステーラの道。

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同じヴェズレイの道でも、「GR654」 と「サンティアゴの道」の別々の標識。ここは、同じルートということになります。人がいれば、勢力争いがある、見本のような気がします。
「ミャム・ミャム・ドド」は、「サンティアゴの道」に従っているので、私は、サンティアゴの道の方の標識に従って歩いています。

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静かな森の中の道沿いにある、ものものしい屋敷。

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県道D76号線を横切って・・・

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橋の下をくぐって・・・上を鉄道が走っています。

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そのうち、道が山道に入って、急な登りになりました。

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ますます細く、急になって・・・

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登り切った所は、突き当りです。しかし、標識がありません。よく探すと、左側に倒れていました。倒れているので、方向が分りません。どちらに行ったら良いのか?左側にあったので、左折だろうと見当をつけてゆきました。

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すると、間違いなく、次のヴェズレイの道の標識が出てきました。

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念のために繰り返します。鉄道のトンネルをくぐり、急な山道を登り切って、T字路に突き当たったら、「左折」です。「ミャム・ミャム・ドド」の地図で、La Contarie (alt 212m地点)/La Servolle方面に「左折」です。

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そのあとは、気持ちの良い田舎道。

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「遊歩道」と書いてあるみたいです。

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畑の中を・・・

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森の中を・・・

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「ここらで、昼食を」と言いたいところですが、食べるものがありません。
昨日は、油断してしまいました。今朝、キャンプ場のレストランにある売店で、なにか食べるものを買ってゆこうと思っていました。しかし、開いていません。手元に残っていた、クロワッサン半分と生ハム3枚を朝食にしてしました。昼食用は、もう、なにもありません。ここまでの途中、売店はありません。この先、Negrondes という村にスナックがあるようです。頼りはそこだけですが、余り期待はできません。きょうは、日曜日です。
昨日の、まだ乾いていない洗濯物を乾かしながら思案しても、妙案は浮かびません。

つづく