モン・サン・ミシェルの道 シャトーと空腹

Chateau and hunger, Monday 05.06.2017, the 17th day (1)
6月5日 月曜日 17日目(1)

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モンリジョンのノートルダム大聖堂。
朝起きて、部屋の窓から外を眺めると、見事な快晴です。よしッ。

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モンリジョンのノートルダムのマーク

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沿道の宿その他の、「モン・サン・ミシェルの道」への無関心を反映してか、順礼スタンプも、普通の社印のような、味気ない文字だけのものです。ここのものだけは、大聖堂のマークを使っています。

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朝食は、昨夕のメンバーと同じテーブルでした。
夕食は質素でしたが、朝食も質素でした。パンも古くてまずそうだったので、食欲がわかず、リンゴ一個しか、食べませんでした。
これが、神ならぬ身の知る由もない、大誤算!
ガイドブックを見ると、今日の行程では、途中でも、今晩の宿でも、食べ物にありつけません。

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なにかホッとする階段。

昨日、大聖堂脇に、エピセリー(食料雑貨屋さん)があったのを見て知っていたので、安心していました。
出がけに、そこで、食料品を調達するつもりでいました。ところが、後で知ったところによると、この日は、聖霊降臨祭の翌日の月曜日ということで、休日です。
エピセリーも当然、閉店!!!!!
今日の食料の調達ができなくなりました。目の前が真っ暗になりました。
結局、この日、腹に収まったのは、この朝食だけ。
リンゴ一個、ドンブリ一杯のコーヒー、リンゴ・ジュース。それに糖尿病の薬だけです。

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ノルマン人の未来(?)食堂の壁に貼ってありました。

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バラの花の下での語らい。大聖堂前広場にて。
この時は、エピセリーが閉店だとは知らぬが仏。まだ、こんなロマンチックなタイトルを考えながら、写真を写している余裕がありました・・・

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そのあと、すぐに、エピセリーが閉店だと知りました。がっかりして、大聖堂裏手のGR22を登ってゆきます。

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文字通り、あとは、野となれ、山となれです。
大森林があるばかり。

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この大森林は、昨日歩いてきた、レノ・ヴァルデュー国有大森林の続きです。

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大木に描かれたGRのマーク。

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細い木に描かれたGRのマーク。

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途中で、手入れの良い立派なシャトーがありました。

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シャトーの付属教会(?)

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教会の壁の十字架。

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シャトーの前を通る、真っ直ぐな道の向こうから、車がライトを点けて、ゆっくりとやってきました。なにか、映画のワン・シーンを見ているよう。

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メゾン・モジ Maison-Maugis という場所。おそらく、これがシャトーの名前でしょう。
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モン・サン・ミシェルの道 モンリジョンのノートルダム大聖堂

Sanctuaire Notre-Dame de Montligeon, Sunday 04.06.2017, the 16th day (2)
6月4日 日曜日 16日目

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カフェ・テラスで、生ビールを一杯飲みました。ひと休みしたところで、ノートルダム大聖堂の宿舎を探します。

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まず、正面に回って見ます。
人口、650人ほどの、この村に、なぜ、こんな大聖堂があるのでしょうか?
詳しいことは、わかりませんが、ガイドブックによれば、このモンリジョンのノートルダム大聖堂は、この村の主任司祭によって、1894~1911年にかけて、建造されたものだそうです。ネオ・ゴシック様式。

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大聖堂側面。

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更に驚いたことには、側面に回ると、大きな広場があって、大聖堂の隣に、大きな屋敷がありました。ここが、事務所や、宿舎、そして、その受付になっていました。

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一昨日、サブロンのキャンプ場から予約を入れて貰ったので、受付にゆくと、すぐに、部屋番号と名前を書いたカードと鍵をくれました。キャンプ場のオランダ人の奥さんが、電話で予約してくれたので、ムッシュー・タキシという名前になっています。

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レセプションの受付嬢。
「あなたは、ここに泊まった最初の日本人です。写真を撮らせて下さい。」
と言われました。お相子に、私も撮らさせて貰いました。
「一泊二食付で、48€ です。あなたにとって、高ければ、出せるだけで結構です。」
とも言われました。高すぎましたが、見えを切って、言われた通りに、払いました。

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値段が高いだけあって、部屋は、個室でした。

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トイレ・シャワーは、共同かと思いましたが、洋服ダンスだと思ったドア(写真正面)を開けたら、そこがトイレ・シャワー室でした。

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部屋の窓からの眺め。

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大聖堂の中にも行ってみました。

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新しいせいか、とくにどうと言うこともなく・・・

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大聖堂横の広場へ昇る階段。
どういうグループなのか、こんな人たちが大勢泊まっていました。

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食事は、大食堂で、団体の大勢の子どもたち、その他と一緒に食べました。
内容は、あっさり味の、ごく質素なもの。

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幸い、私のテーブルのグループは、皆静かな人たちばかり。
この宿には、こんなにたくさんのお客さんがいても、順礼はひとりも見当たりませんでした。

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上の写真の一番左の女性から、
「夕べ、窓からの夕日が綺麗でしたよ。今日も綺麗でしょう。」
と言われたので、寝る前に、窓から外を覗いてみました。

Walked today: 11km/204km from Paris
Stayed at Sanctuaire Notre-Dame de Montligeon, Hebergement, La Chapelle-Montligeon at 48€/room demi pension

モン・サン・ミシェルの道 ラ・シャペル・モンリジョンへ

To La Chapelle-Montligeon, Sunday 04.06.2017, the 16th day (1)
6月4日 日曜日 16日目(1)

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キャンプ場の朝。
今朝の明け方は、寒くて眠られませんでした。陽が昇ってから、2,3時間ウトウトしただけです。
それでも、天気は上々。
きょうは、ラ・シャペル・モンリジョン La Chapelle Montligeon という町を目指します。
きょう、そこで、骨董市があるとのことで、キャンプ場の夫婦も、
「私たちも、モンリジョンの骨董市に、今日、行きます。」
と嬉しそうに話していました。
「それでは、モンリジョンで、また会いましょう」
と言って分かれてきました。

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キャンプ場を出ると、すぐに、森の中に入ります。
このあたりは、ヴァルデューという地名です。

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ガイドブックを見ると、今日一日中、このレノ・ヴァルデュー国有森林の中を歩くことになっています。

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ヴァル・デュー修道院の正門。

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現在、この修道院は、正門付近の建物しか残っていません。1769年という年代が読めますが、当時は、相当な規模の修道院だったことでしょう。

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修道院正門上にある聖母子像。

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正門前の湖。

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この森の中は、修道院関係が多いのか、その関係の標識が、目立ちました。

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森の中。

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すり寄ってくるネコ。

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木の塊(かたまり)というような太い根本。

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今日のところは、GR22 の標識に、素直に従って・・・

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そうこうするうちに、オオッと驚くような、バカデカイ教会が見えてきました。これが、きょうの目標、ラ・シャペル・モンリジョンのノートルダム大聖堂です。

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モンリジョンの村に入ると、キャンプ場の女将さんが言っていた通り、村中で、骨董市が開かれています。

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ざっと見た感じでは、骨董市というよりも、ガラクタ市です。

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骨董市の間を、ブラブラ歩きながら、ノートルダム大聖堂へ向かいました。

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ひと息ついた、カフェの主人夫婦(?)。
私も、ここで、プレッシヨン(生ビール)を一杯飲んで、ひと息。

モン・サン・ミシェルの道  トゥルーブルに買い出し 

Shopping at Tourouvre, Saturday 03.06.2017, the 15th day
6月3日 土曜日 15日目

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昨夜から降り始めた小雨が、きょうになっても、降り続いています。このキャンプ場では、食べるものが何も手に入りません。
昨日買った、バゲットのサンドイッチは、昨日の昼食・夕食、今日の朝食でなくなってしまいました。
さて、明日の朝までの食事をどうするか???
ガイドブックを見ると、片道 6kmほどの、トゥルーブルTourouvre という町に、食料品店・レストラン・カフェがあることになっています。ここに二泊します。最低、今日の昼食から、明日の朝食まで、なんとか手に入れなければなりません。雨の中、6km 歩いて、トゥルーブルまで行くことにしました。

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途中、ラ・フォルジュという看板がありました。鍛冶屋さんという意味です。マスターの家と19世紀の工場とも書いてあります。

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中を覗くと、正面にあるのが、マスターの家(?)。この規模からすると、鍛冶屋さんというよりも、鋳物工場と呼ぶべきものがあったようです。

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これが、工場でしょうか?

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これも、工場(?)

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マレターブルまで、3km
トゥルーブルまで、2.5km

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トゥルーブルの町に、フランスの喜劇俳優、ルイ・ド・フュネスの名前の通りがありました。
面白かったですね。懐かしいです。

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町のはずれに、スーパーを発見。雑貨屋さんという程度のエピスリーしか期待していなかったので、これは嬉しい!
重いリュックを担いでいないので、好きなだけ、食料を買うことができます。四食分、買いだめしておきました。

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昼食は、レストランで食べようと思っていましたが、街中に見つかりません。
カフェがあったので、そこで、ひと休み。

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帰り道。
雨は、どうやらあがったものの、まだ、黒い雨空。

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立派な農家(?)

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往復、12km歩いて、買い出しから戻って来ました。4食分の収穫があったので、満足です。
相変わらず、キャンプ場の入口に、母屋が、「サイコ」屋敷然として建っています。昔、どんな人が住んでいたのでしょうか。
しかし、それほど、古い家ではないそうです。

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今日は珍しく、私以外にも、お客さんが来ました。オランダ人のキャンピング・カーです。
写真左が、オランダ人の夫婦連れキャンパーの奥さんのほう。右は、キャンプ場のオランダ人の女将さん。ここはオランダか?という錯覚に襲われます。
2014年に、サンティアゴの道のうち、ル・ピュイの道(フランス)を歩いているときも、どこかの町で、イギリス人の住民が多いのに驚いたことがありました。人口の15%だったかが、イギリス人だと・・・

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この写真右手に、壊れかけた小屋があります。キャンプ場の主人が案内してくれました。その説明によれば、今は壊れているが、かつて、水車で発電していた跡だそうです。そのうちに、新しく直して、発電できるようにします、と張り切っていました。

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とにかく、使わない建物だらけ!

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今日は、食料もたっぷりあり、憂いなし。

モン・サン・ミシェルの道 「サブロンの水車」のキャンプ場

Camping a la Ferme Le Moulin des Sablons, Friday 02.06.2017, the 14the day (3)
6月2日 金曜日 14日目(3)

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県道291号線 D291 という近道が分かって、元気が出てきました。GR22 を無視して、そのまま、D291 を歩きます。
ここまで来れば、目的地まで、あと、5km ほど。

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最終目的地の手前に、マレターブルの鐘楼 Clocher de Maletable というのが、ありました。
なにか、いわくがあるようなのですが、詳細は、残念ながら、わかりません。

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鐘楼の細部。

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それから、坂道を下って、渓谷へ下って行きます。
橋があって、そこで、D291が、D290 と分れます。「サブロンの水車」のキャンプ場への案内もでてきました。

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橋のたもとに、高級そうな、シャンブル・ドットがあります。

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これは、シャンブル・ドット Le Moulin de Sevoux, Maletable です。インターネットで調べると、一泊朝食付き、82€ です。ガイドブック(TopoGuides)では、このLe Moulin de Sevoux と、キャンプ場の、Le Moulin de Sablons を混同しているので、注意して下さい。

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下は渓谷だろうという気配を感じながら、D291を進むと・・・

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キャンプ場に到着しました。

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オーナーの母屋は、ヒッチコックの「サイコ」に出てきた、おばあさんが住んでいたような家です。

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驚いたことに、オーナーは、オランダ人夫婦でした(写真)。何年か前に、ここを買って、移り住んでいるそうです。
ご主人が、たくさんある建物を、全部、案内してくれました。

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キャンプ場は、母屋の右手、かつて牧場だったのでは?というところにありました。相変わらず、客は、私一人です。

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テントから見た、納屋・倉庫の部分。母屋は、その後ろにあります。
納屋が、宿泊施設にもなっています。今晩、親戚のものが、オランダから、子ども連れで来るので、うるさくなるでしょう。納屋から離れたところに、テントを張って下さいと、頼まれました。トイレやシャワー室の近くに、テントを張りたかったのですが、こんなに離れたところになりました。

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キャンプ場のサニテール。

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キャンプ場のはずれには、池があります。池には、ボートも浮かんでいます。
「乗って遊んでもいいですよ」とのことでしたが、どうも歳のせいか、恐怖心が先に立って・・・

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キャンプ場の奥さんに、明日の宿、モンリジョンにある、Sanctuaire Notre-Dame de Montligeon の予約をお願いしました。
電話をしてもらうと、明日は満員で、明後日なら、OKとのことです。時間的に余裕があるので、このキャンプ場に、二泊することにして、明後日の予約をお願いしました。
夜になって、池の上に、水蒸気が立ち込め、幻想的な景色になりました。

Stayed at the camping a la Ferme Le Moulin des Sablons, 12€ x 2 nights
Walked today: 20km/193km from Paris.