FC2ブログ

86.レ・ビランジュ かくも多くの楽しき人々

86. Such a lot of pleasant people at Le Billanges
09.06.2018, the 26th day
6月9日 26日目

DSC0411318ab.jpg
そのうち、噂のフランソワーズさんもやってきました。気さくなおばさんです。
ここ、フランソワーズの家は、二食付です。夕食は、19:00から始まるとのことです。

DSC0409818.jpg
さきほど通ってきた教会前のお祭り騒ぎは、マラソン大会の出発準備だと、ミリアンさんが教えてくれました。正確には、ランニングとウォーキングの大会で、出発は、18:30だそうです。日の入りが遅いので、こんな遅い時間の出発でよいのでしょう。出店もあって、飲んだり食べたりもできるそうです。ミリアンさん、クリスチャンさんと、三人で、様子を見に行くことにしました。
テントや屋台がたくさんでていて、盛り上がっています。

DSC0408418.jpg
飲み物、食べ物ばかりではなく、こんなものの出店もありました。手塗りの家庭用品。

DSC0409518.jpg
この大会のポスターだと思って写真を撮りました。しかし、きょうは、6月9日。別の場所の大会のポスターでした。
場所の名前に、オラドゥール・シュル・ヴァイルと書いてあります。アッと思いました。今、いるところは、もう、リモージュの近くです。同じ、リモージュの近くにある、オラドゥール・シュル・グラヌ Oradour-sur-Glane を思い出したのです。
ここは、第二次大戦末期、敗色濃いドイツ軍が退却途中、このオラドゥール・シュル・グラヌを通過したとき、その村民を、全員教会に押し込めて、放火し、全員を虐殺し、村全体を焼き払った場所です。1944年6月10日のことです。現在も、村は、その姿のままにとどめられ、村全体が博物館のようになっています。

DSC0408118.jpg
飲んだり食べたりするものは、前払いで切符を買うことになっていました。写真は、切符売り場のおばさんたち。
ビール、2ユーロ(約260円)。ワイン一杯、1ユーロ(約130円)です。

DSC0408218.jpg
まず、ビールの切符を買いました。
感じのいいバーテンのおにいさんです。

DSC0408818.jpg
ミリアンさんと、巡礼サイクリストのクリスチャンさん。

DSC0409018.jpg
テントの隅の方に、二人で、ニコニコと静かに座っている老夫妻がいました。余りにも穏やかな表情に、打たれて、写真を撮らさせて貰いました。

DSC0408918.jpg
ミリアンさんは、オランダの看護師さんだそうです。同じ病院関係の職種を変えるのにあたり、このサンティアゴの道に出掛けてきたそうです。なにか考えたいということでしょう。彼女が、サンティアゴの道を歩くのは初めてです。私は、今年も含めて、5回歩いた経験者として、問われるままに、どうしてサンティアゴの道をあるいているのか、サンティアゴの道の面白さ、そこで感じる幸せについてなど、自分の思っていることを、話しました。
彼女には、仕事上、あるいは、その他の悩みがあるようでした。しかし、これは、サンティアゴの道のテーマではないので、これ以上は尋ねないし、推測も止めておきましょう。彼女が、小鳥の囀りを聞くのが好きだと言っていたのが、印象に残っています。

DSC0409618.jpg
ミリアンさんとバーテンのおにいさん。

DSC0409218.jpg
そのうち、お腹が空いてきました。ホットドッグ用のソーセージ。おいしそうな匂いがします。

DSC0409718.jpg
われわれ三人分のホットドッグを作ってもらっています。辛くない辛子なので、いっぱい付けてと注文しました。
このころは、ワインを奢ったり、奢られたりで、もう詳しいことは覚えていません。このホットドッグは、クリスチャンさんか、ミリアンさんの奢りだったと思います。ただ、バゲットのホットドッグが、非常においしかったのだけは、よく覚えています。

DSC0410018.jpg
ランニングやウォーキングの出発時間、18:30が近づいてきました。会場は増々盛り上がって来ました。しかし、私たちの夕食が、19:00から始まります。残念ながら、スタートを見ないで帰ってきました。

DSC0410218.jpg
クリスチャンさんが、ふざけて、スタートのポーズを取りました。
フランソワーズの家は、正面の道を真っ直ぐに行き、家の途切れた緑の部分右側にあります。

DSC0411418.jpg
フランソワーズの家に入ると、知らない男性が二人いました。誰ですかと尋ねると、フランソワーズの協力者だという答えだったと記憶しています。どんな協力者なのか、よく分からない人たちでした。

DSC0410318.jpg
夕食は、スパゲッティでした。

DSC0410818.jpg
デザートも食べ終わって、夕食後の記念撮影。
左から(敬称略):ミリアン、協力者A, フランソワーズ、協力者B、私、クリスチャン。
既に、折鶴は作成済みのようで、フランソワーズさんが手にしています。

DSC0410718b.jpg
折鶴を肩にしたフランソワーズさん。

DSC0410418.jpg
フランソワーズさんの協力者Aさん。
食事の途中、フランソワーズさんが、あの(前回紹介した)アコルデオンを持ち出してきて、それを弾きながら、そして、歩きながら、歌を歌い始めました。
アコルデオンと言えば、私の一番好きなシャンソンが「サン・ジャンの私の恋人 (Mon amant de St-Jean, Lucienne Delyle)」です。
「アコルデオンの流れに・・・」という歌詞で始まる歌です。これを聞かないわけにはいきません。フランソワーズさんに、リクエストしました。彼女は少し考えてから、思い出したようです。「これですか?」と、彼女は歌い始めました。
今、フランス語の歌詞を見ると、アコルデオンのアの字も出てきません。私は当時なにか意味不明なことを言ったことになります。しかし、意味は通じていたようです。

Je ne sais pourquoi j'allais danser 
A Saint-Jean au musette,
Mais il m’a suffit un seul baiser, 
Pour que mon cœur soit prissonnier
Comment ne pas perdre la tête, 
Serrée par des bras audacieux 
Car l'on croit toujours
Aux doux mots d'amour
Quand ils sont dits avec les yeux
Moi qui l'aimais tant,
Je le trouvais le plus beau de Saint-Jean,
Je restais grisée
Sans volonté
Sous ses baisers.

DSC0410618.jpg
協力者Bさん。
協力者AさんとBさんは、私の隣りに座りました。この歌の歌手は、リュシエンヌ・ドリールです。1942年の歌です。フランソワーズさんの歌がきっかけとなって、われわれ三人で、シャンソンの古い歌手の名前の思い出し比べになりました。
誰か、ひとりが、
「エディット・ピアフ!」と言っては、みんなで、ワーッ!
「ミレイユ・マチュー!」と言っては、みんなで、オーッ!
と言う具合です。フランス語が分からなくても、これだけで楽しいひと時でした。

DSC0411218.jpg
食事の後片付けを手伝うミリアンさん。

DSC0411518.jpg
すべてが終わって、ひと息ついているフランソワーズさんとミリアンさん。
左の壁に、折鶴が飾ってあります。

Walked 18km from St-Goussaud to Les Billanges today.
440km from Sermiselles/Vezelay.
Stayed at Refuge pelerin Chez Francoise with demi-pension at 30 Euro.

つづく
スポンサーサイト

85.レ・ビランジュ フランソワーズの家

85. Chez Francoise at Les Billanges
09.06.2018, the 26th day
6月9日 26日目

DSC0405718.jpg
サン・グッソーから、今日の目標、レ・ビランジュに到着しました。
地図上の計算では、16キロの距離ですが、実際には、18キロ歩きました。

DSC0405818.jpg
夢か、幻か、はたまた、単なるカメラのピンボケか?
村の入口にバーがあり、ミリアンさんが、その前で、待っていてくれました。
待っていたのか、たまたま、彼女も、到着したばかりだったのか、真相は不明です。

DSC0405918.jpg
そこで、ミリアンさんから、ビールの歓迎を受けました。暑い日だったので、こんな嬉しい歓迎はありません。

DSC0406118.jpg
レ・ビランジュの村の入口のバー・レストラン。
ミリアンさんは、もっとここで、休んでいくというので、私は、彼女を残して、先に、フランソワーズの家を目指しました。
前にも書いた通り、フランソワーズの家は、ラ・ストゥレーヌの「日没荘」のクロディーヌさんに、是非泊まるように勧められたジット(巡礼宿)です。

DSC0406218.jpg
村の中心、教会を目指します。

DSC0413218.jpg
フランソワーズを目指して・・・
教会前の広場にたくさんの人が集まっていました。何かの催しの設営をしているようです。あとで、ランニングとウォーキングの大会が、今日の夕方から開催されのだと分りました。
その人たちにも、フランソワーズへの道を尋ねると、すぐそこだよと、指を指して教えられました。

DSC0413118.jpg
どうやら、ここが、フランソワーズの家らしい。

DSC0411818.jpg
中に入っていっても、人の気配がありません。

DSC0411918a.jpg
入口のドアが開いているので、勝手に中に入りました。やはり、誰もいません。

DSC0406518.jpg
昨夜は、サン・グッソーで、ワイルド・キャンピング(野宿)でした。シャワーを浴びていないので、早速、シャワーを使い、洗濯をしました。

DSC0406618.jpg
家の中が、ゴチャゴチャと、いろいろなものが飾ってあります。考えようによっては、美術館のようでもあります。シャワーと洗濯のあと、家の中を見物しました。
この部屋がロビーです。右側のつきあたり向こうの部屋が、夕食の食堂です。
ロビーの左側に数名泊まれる大部屋があります。階段を昇って二階に、個室が、3部屋くらいありました。「ミャム・ミャム・ドド」によると、12名泊まれることになっています。

DSC0412618.jpg
二階から見た外の眺め。窓の下に、もの干しロープが張ってあります。

DSC0406318.jpg
フランソワーズの家のポスター。

DSC0412818.jpg

DSC0412518.jpg
人魚の日光浴。

DSC0412418.jpg
私は何も求めない
そして私はそれをここに見つけた

DSC0412318.jpg

DSC0406418.jpg
厚い石の壁の窓。そこから取り入れた光。

DSC0406818.jpg
ウルトレイア。より前に。

DSC0406718.jpg
この黄色い矢印を見ただけで、サンティアゴの道だということが分ります。

DSC0408018.jpg
そして、このアコルディオン。手風琴と言ったほうが、ぴったりするような代物。
ただ飾ってあるだけかと思いましたが、あとで、びっくり仰天のことが起こりました・・・

そうしているうちに、ひとりの男性サイクリストがやってきました。クリスチャンさんです。
そして、ミリアンさんもやってきました。
今夜、ここに泊まるのは、この三人だけのようです。ミリアンさんとクリスチャンさんは、それぞれ二階の個室に落ち着いたようです。私は、一階の大部屋を一人で使いました。

つづく

84.シャトリュの再会

84. Meeting again at Chatelus-le-Marcheix
09.06.2018, the 26th day
6月9日 26日目

DSC0403518.jpg
サン・グッソーから、シャトリュ・ル・マルシュまでやってきました。村に入る前に、カフェがあったので、朝食を取るために立ち寄りました。
Cafe-Bar-Epicerie-Depot de pain-sandwiches Auberge de Chatelus-le Marcheix という店です。カフェ、バー、エピセリー(雑貨屋さん)、パン、サンドイッチと、なんでもありです。そこで、クロワッサンとコーヒーを注文しました。
そこへ、昨日出会った、オランダ人のミリアンさんがやってきました。やはり、夕べは、ここ、シャトリュに泊まったそうです。

DSC0403318.jpg
カフェのマダムも交え、しばし歓談しました。マダムが親切なので、またも、紙とナイフを借りて、得意の折鶴を作ってさしあげました。

IMG_20181020_0001a.jpg
ミリアンさんと、今夜の宿の話しになりました。私の今日の目標は、レ・ビランジュです。三日前、ラ・ストゥレーヌの「日没荘」に泊まったとき、そこのマダムのクロディーヌさんから、
「レ・ビランジュの「シェ・フランソワーズ(フランソワーズの家)」に泊まるといいですよ。フランソワーズはとてもいい人ですから。」
と言われました。そして、そこのカードまで貰ってきています。
すると、ミリアンさんも、そこに泊まる予定だとのことです。

DSC0403718.jpg
ミリアンさんは、11日に、リモージュからオランダに帰らなければなりません。ここに来る前、観光案内所で、電車の事情を聞いてきたそうです。というのは、4~6月までの間、フランス国鉄がストを決行している時期でした。そのために、ダイヤが乱れていたからです。なんとか、11日の電車に乗られそうだとのことで、10日までにリモージュに着きたいと言っていました。
それでは、今夜、レ・ビランジュのフランソワーズの家で会いましょうと、彼女は先に出発してゆきました。

DSC0403918.jpg
私の方は、今しばらく、グズグズしていました。そのうち、近所の方々が、集まってきました。写真を撮らせてもらったら、一番左側のおばあさんから、この写真を送ってほしいと頼まれました。おばあさんは、パソコンを持っていません。カフェのマダムが、「代わりに、私のところへ送って下さい」と、店の e-mail アドレスを教えてもらいました。

DSC0404018.jpg
私も、ボチボチ出発です。
カフェを出てすぐ、こんな人形がありました。サンティアゴのつもり?

DSC0404118.jpg
また、しばらく行くと、自動車修理工場がありました。店先に、こんな車がありました。摩訶不思議なスタイルです。まるで、宇宙船のような・・・
私が、パリに駐在していた1980年代には、まだ現役で走っていました。

DSC0404218.jpg
シトロエン DS20 です。

DSC0404318.jpg
これもシトロエンです。かつてのシトロエンは、絵になる車が多かったように思えます。

DSC0404418.jpg
ル・ルヴァドゥーという集落です。

DSC0404518.jpg
また、しばらく行くと、二輪車の修理工場がありました。

DSC0404718.jpg
ヴィルモミーという集落です。

DSC0404618.jpg
渋い色の家並み。

DSC0404818.jpg
古物を美しく飾った農家。

DSC0405018.jpg
今日の目標、レ・ビランジュが出てきました。あと、7キロです。

DSC0405118.jpg
ここは、今まで通ってきたクルーズ県と、隣りのオート・ヴィエンヌ県の県境いということでしょう。

DSC0405318.jpg
今日の目標、レ・ビランジュまで、あと3キロ。13~16世紀の教会があります。

DSC0405218.jpg
沿道のほとばしる小川。今日は暑い日で、見ていると、涼しげです。

DSC0405418.jpg
岩場に咲く黄色い花。

DSC0405518.jpg
途中にシャンブル・ドット(宿)の看板がありました。ここは、「ミャム・ミャム・ドド」にも載っています。しかし、ヴェズレイの道から、外れていること、近くに、「フランソワーズの家」があることから、残念ながら、対象外です。

DSC0405618.jpg
ところが、実際は、道を間違えて、巡礼道の山道に入り損ね、県道で、上述のシャンブル・ドットの近くを通りました。
今日は、暑い暑い一日でした。

つづく

83. 峠の朝 サン・グッソー

83. Morning at the pass: St-Goussaud
09.06.2018, the 26th day
6月9日 26日目

DSC0400818.jpg
サン・グッソーの朝。いつもより、早く目が覚めました。

DSC0400918.jpg
サン・グッソー(663メートル)は、アレーヌ(標高406メートル)から、シャトリュ・ル・マルシュ(標高403メートル)へ向かう街道の峠になっています。

DSC0401018.jpg
なんとか無事にテントで、一夜を明かしました。
ヨーロッパでは、ワイルド・キャンピング wild camping (キャンプ場以外のキャンプ)は、原則禁止です。
このような旅を経験していると、携帯やスマホなしに、中世の巡礼の旅人を偲んだり、単調な生活と質素な食べ物だけで、人間の幸せなどについて考えたりするのに、良い機会だと思います。こんな不自由ともいえる旅が、巡礼の旅の醍醐味かもしれません。

DSC0401418.jpg
この案内板が、サン・グッソーのすべてを言い表しています。
・サン・グッソーの山 672メートル(サン・グッソーの標高は、663メートルです。どこが山なのか分りませんでした。)
・12~13世紀の教会
・死者のランタン
・パノラマ
尚、ここの人口は、205人だそうです。しかし、昨日も、今日も、誰にも会いませんでした。

DSC0401218.jpg
死者のランタン(中世の墓地の石灯籠)

DSC0401318.jpg
ワイルド・キャンピングをしているという後ろめたさに、居心地が悪いので、早々に退散です。
先ず、シャトリュ・ル・マルシュ方向を目指します。

DSC0401518.jpg
サンティアゴ・デ・コンポステーラまで、1534キロメートル。

DSC0401818.jpg
隣りの集落、シャタン方面へ。

DSC0402018.jpg
シャトリュ・ル・マルシュまでは、森の中を歩きます。

DSC0402118.jpg
森の中を、どんどん下ってゆきます。時々、木陰の間から、遠くの景色が見えます。

DSC0402218.jpg
悪路を下って・・・

DSC0402318.jpg
また、下界の景色が・・・

DSC0402418.jpg
苔むした十字架がありました。

DSC0402518.jpg
あくまでも、標識に忠実に従って歩きます。これだけが、頼りです。
上の方の標識は、なくても良さそうですが、まあ、枯木も山の賑わい。賑やかでいいかも・・・

DSC0402818.jpg
まだまだ高い所にいるようです。

DSC0402918.jpg
シャトリュ・ル・マルシュの反対方向に、キャンプ場の標識がありました。大変古そうで、信頼できません。夕べ泊まったジットの前は広い庭になっていました。ひょっとしたら、あそこがキャンプ場だったのかもしれません。しかし、水道の設備等、ジットの外には無かったので、やっぱり違う所かもしれません??

DSC0403118.jpg
洗濯場がありました。人里が近い・・・

DSC0403018.jpg
そして、万緑の中、シャトリュ・ル・マルシュの村が、眼下に見えてきました。

つづく

82.サン・グッソー無宿

82. Homeless at St-Goussaud
Friday 08.06.2018, the 25th day
6月8日金曜日 25日目

DSC0398118.jpg
マルサックを出て、すぐに、レ・ロルグです。12世紀のロルグのチャペルというのがあります。沿道ではないので、見物は割愛しました。

DSC0398218.jpg
森の中へと入って行きます。

DSC0398318.jpg
森の中の木漏れ日。

DSC0398418.jpg
森を出て、日向(ひなた)の草むらで一休み。
今日の私の目的地は、サン・グッソーというところです。昨夜、ベネヴァン・ラベイで泊まった他の巡礼たちの大体は、そこから6キロ先のシャトリュ・ル・マルシュまで行くと言っていました。おそらく、今夜、サン・グッソーに泊まるのは、私ひとりでしょう。

DSC0398618.jpg
ひと休みのあと、さらに歩き続けます。前方に集落が見えてきました。

DSC0398718.jpg
アレーヌです。

DSC0399018.jpg
ここから、シャトリュ・ル・マルシュ方面へ行けば、「ロカマドールの道」というのがあるようです。

DSC0399118.jpg
これは、どこに刻まれた像であったか、思い出せません。アレーヌの教会だったかもしれません。

DSC0399218.jpg
ラ・ロンズに来ました。

DSC0399418.jpg
小さな集落にしては、不釣り合いに大きい建物が・ありました。

DSC0399518.jpg
ベネディクト大修道院の別荘という看板がありました。これと関係あるのかもしれません。

DSC0399318.jpg
帆立貝は、サンティアゴの道のシンボルです。ラ・ロンズの沿道の民家に飾られた帆立貝です。大歓迎されている気分です。

DSC0399618.jpg
ラ・ロンズから山道に入って行きます。この登りのきつかったこと!標高397メートルのラ・ロンズから、今日の目的地、サン・グッソーの標高663メートル、標高差266メートルを、3キロの距離で登ってゆきます。道は、ほぼまっすぐの坂道でした。

DSC0399718.jpg
Champgaud でひと息入れて・・・

DSC0399818.jpg
大分、高い所まで登ってきました。

DSC0399918.jpg
そして、ついに、サン・グッソーに着きました。最後の標高差140メートルを、1.5キロの距離で登りました。もう、脚がガクガクです。

DSC0400018.jpg
歴史的記念物「死者のランタン」(中世の墓地の石灯籠)があります。

DSC0400418.jpg
死者のランタン。

DSC0400318.jpg
12世紀のサン・グッソーの教会。

DSC0400518.jpg
教会の向こうに、今晩泊まるジットがありました。巡礼は、私ひとりでしょう。

DSC0400718.jpg
ところが、なんとしたことでしょう。鍵がかかっていて開きません。ここを管理している、役場(写真正面)にも行きました。まだ、15:00ころだというのに、無情にも、もう誰もいません。
昨夜の他の巡礼が目指した、6キロ先の、シャトリュ・ル・マルシュには、ジットが2軒あります。時間が早いので、そこまで行こうかとも考えましたが、脚がガクガクして、もう歩けません。

DSC0400618.jpg
こうなった以上、やむをえません。ここでキャンプをすることにしました。ジットの建物二軒と生垣に挟まれた、道路から見えないところにテントを張りました。人の気配の全くない集落です。見咎められる心配はないでしょう。
幸い食べ物は、マルサックで買ったものが残っています。水が底をつきました。村落を回ってみると、道路脇に水道の蛇口があったので、ペットボトルに汲みました。

今更ですが、「ミャム・ミャム・ドド」をチェックすると、このジットに宿泊するためには、「24時間前に役場に予約すること」と書いてありました。(このようなジットで、場所によっては、鍵がかかっていないジットもあります。勝手に入って、ベッドを決めて落ち着くことができます。宿代は、夕方、係りの人が集金に来るか、自主的にお金を集金箱に入れておきます。定額の場合も、志の場合もあります。)
また、サン・グッソーには、「ミャム・ミャム・ドド」に載っていないレストランがありました。運の悪いことに、私が、ここを見つけた時は閉店になっていました。金曜日は、15:00までしか開業していません。

Walked 17km from Benevent l'Abbaye to St-Goussaud today.
422km from Sermizelles/Vezelay.
Wild camping in St-Goussaud.
この日の支出は、合計9ユーロ(約1200円)でした。
マルサックのスーパーでの買い物: 6ユーロ
マルサックで飲んだビール: 3ユーロです。
マルサックを出て、お金を使うところが存在しませんでした。

つづく